「綸言汗のごとし」という。「綸言」とは、中国の皇帝が発する言葉。最初は細い糸でも、人々に伝わる時には太い糸となって重くなる、という意味も込められている。体から出る汗が二度と体に戻らないように、皇帝の...

　ここで日々、旦那からのストレスを発散させる私だが、たまには失敗もする。先日、その中でワースト１位に輝く大失敗を犯し、「トホホ」な目にあった。旦那の前でもしばらくの間は、しおらしく角を引っ込めていた。...

　先日、人間ドックを受けた。幸い検査結果はどこも異常なしで現在の投薬を継続せよとなった。今回の胃検診は胃カメラにより行ったが結構大変だった▼胃カメラは３回目だが、初めての時は大腸カメラで受診するときで...

　恥知らずにもほどがある。ＮＨＫラジオ国際放送の中国語ニュース番組で、中国籍の男性スタッフが尖閣諸島について「中国の領土」と発言していた問題は、国会で取り上げられ、ＮＨＫの責任が厳しく問われる事態に発...

　夜に愛犬と散歩をする時、さまざまな野生動物に遭遇する。季節的なものもあるが、最近、目にしたのはイノシシ、タヌキ、アライグマ、アナグマ。野生動物は人間の気配を察知したら逃げるので、目にすることは少ない...

　入門して１年半ほど。初土俵からわずか９場所で大関の地位をつかんだ大の里。まだ24歳。史上最速の昇進である。髪の伸びが追いつかず、大関昇進の伝達式では、大銀杏を結えず、ちょんまげ姿だったというのもほほ...

　熱といえば、温熱や冷熱を耳にするが、一番熱い温度は太陽の中心で数千万℃以上あるらしい。一方、冷たい温度には限界があるそうだ。絶対零度と呼ばれるマイナス２７３℃。熱いのは、いろんな物体を構成する分子が...

　60年を超えるＮＨＫ大河ドラマの歴史上、初めて平安時代の貴族政治全盛期を舞台に据えた「光る君へ」。華麗な王朝絵巻だけでなく、貴族社会の姿も丁寧に描かれている。実入りのいい国司―今でいう知事になろうと...

　生き物のいる暮らしは安らぎをもたらしてくれるが、いずれ別れの時を迎える事態は避けられない。私の場合は猫である。いったい何度経験しただろうか。それは突然訪れる▼小学生の頃、しばらく猫を見ないと思ったら...

　投打の「二刀流」に、「走」が加わり、さながら「三刀流」である。米大リーグの大谷翔平選手がメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」の未到の域に到達、さらに記録を伸ばし続けている。喜びを爆発させるわけで...

　皆さんの自宅では、寝具のシーツはどれくらいの頻度で洗濯・交換しているだろうか。衣類や洗濯物の重さは、一般的に重量で表される。洗濯機もこれに応じてサイズが展開されており、一人暮らしなら容量６㌔㌘程度の...

　暑かったはずである。８月の大分市内の平均気温は29・９度と、１８８７年の観測開始以来、最も暑い１カ月を記録したという。熱中症で救急搬送された人たちは昨年より97人増え４７７人を数えた。天災の域であろ...

　目が覚めると足が痛い。よくよく考えてみると敬老の日に孫たちと公園で遊んだのが原因か？孫は３歳と小１だが、いつの間にか孫と同じように走れなくなっていた。身体も硬くなり、かくれんぼでは屈んで隠れることも...

　先日、テレビで宇佐市内の高校生たちがドジョウ料理に取り組む姿が放映されていた。宇佐市は養殖ドジョウの生産量全国一という。泥水ではなく、清水の中で育てられ、特有の臭みがないのが特徴。東京・浅草の老舗ド...

　先日、ｉＰｈｏｎｅ16シリーズが発表された。値段は直販価格で12万４８００円から。買い替えを検討している人も多いだろう。なんといっても、日本はｉＰｈｏｎｅシェアが約７割と圧倒的に高く、世界一である。...

　「足跡」と書いて、「あしあと」とも読めるし「そくせき」とも読む。「あしあと」は、人や動物が土、雪、ドロなどの上を歩いた時に残る足の跡。一方、「そくせき」と読めば、人の経歴や業績などを指す言葉となるが...

　私たち建設業界とも密接に関わる下請法。買いたたきなどの不当な扱いから中小企業を守る趣旨で１９５６年に施行された法律だが、公正取引委員会と中小企業庁は改正に向け、有識者会議を開くなど議論を進めている。...

　当欄は記者が持ち回りで執筆しており、順番が回って来ると何を話題にするか困ることがある。「今回も話のタネがねえなぁ～」という言葉を聞いて、そういえば「話のネタ」という言い方もあることを思い出した▼調べ...

　宏池会と言えば、自民党きっての名門派閥だ。１９５７年の創設。オーナーの池田勇人氏は首相の座を掴み、その後は大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一、そして岸田文雄各氏といった５人の首相を輩出した。離合集散が当た...

　夏が駆け足で去り、秋の足音が近づいてきた。ロマンを感じやすい季節なので、秋は良い。晴れた日に爽やかな風に吹かれようものなら、どこか遠方へ出掛けたくなる。芸術や文化、映画や本、普段は聴かないジャンルの...