「私はシャルリー」「私はケンジ」。この２つの言葉は、ここ、数ヵ月で世界中の人々が、プラカードなどで掲げたものである。前者は、フランスの風刺週刊新聞社「シャルリー・エブド」への襲撃事件後に、表現の自由を...

サワラ（鰆）に続く春の使者は、春告鳥の別名を持つウグイス。ご存じ、その鳴き声は、「ホーホケキョ（法ー法華経）」。そこから経読鳥の別名もついている。春の繁殖期に、木のこずえなどの高い所でオスだけが発する...

酒の類なら大体なんでも飲むほうだが、一つだけ気が進まないのがビールだ。これを飲むと、時々しゃっくりが出るからだ。だいぶ前、結婚式の披露宴で「乾杯」をやらされたとき、音頭をとって、グイッと飲み込んだとた...

春の魚といえば、魚篇に春と書くサワラである。その名は、お腹がほっそりとしているところから呼ばれた「狭腹」に由来している。〝寒ザワラ〟と呼ばれる１～３月が、身がしまり、脂が乗って最高にうまい時季。大きい...

後輩の一人が、２ヵ月に１回の居酒屋の集まりの度に、レバニラを注文する。「レバーは、ビタミンＡと鉄分が豊富で、ニラも栄養たっぷりだから」と彼は言う。Ａは、からだの成長に欠かせない栄養素の一つで、体の抵抗...

サルは、みな同じ顔をしていると思っていたが、新聞に載った高崎山のサルのイケメン選抜総選挙の当選写真を見ると、１位のサルは、端正な顔立ち、２位は歌舞伎役者のような顔つき、３位は男らしい顔、との評。「なる...

中国語ないしはマレー語に由来するともいわれる、独特の音「チャンポン」。「あれこれと混同する」「まぜこぜ」を意味する。めん、肉、野菜などを一緒に煮込んだ、長崎料理の一つで、中華料理の一種に同名のめん類が...

都市計画道路下郡中判田線バイパスがいよいよ開通ですね。主はこの近辺をよく運転するし、真夜中の跨線橋工事現場や、工事中の橋を取材したこともあるので、開通を心待ちにしていました。ワタシも橋のたもとの犬の温...

カレンダーを日記代わりに愛用している。それも、毎年末に古巣の会社が、手帳とともに送ってくれる卓上カレンダーだ。日記代わりといっても、休肝（つまり酒抜き）した日にちに○印を付すことと、農作業日誌をつける...

イスラム国とみられる集団による日本人人質事件。集団は、安倍総理がエジプトで行った中東政策の演説で、テロなどの過激思想を封じ込めるため「中庸が最善」と発言したことと、イスラム国対策に２億ドルを支出するこ...

トヨタ自動車が水素を燃料にした、排気ガスを出さない燃料電池車（ＦＣＶ）「ミライ」を世界で初めて開発し、販売を始めた。「ガソリン無用の究極のエコな車。まあいつの日か、きっとできるじゃろう」なんて、軽～く...

辛口のコメンテーターが、ＮＨＫの紅白歌合戦を「子供からお年寄りまで、入れ替わり立ち代わりテレビの前に座らせる、視聴率稼ぎだけの（くだらない）番組にしてしまった」と酷評した。古い人間には、〝異星人〟のよ...

そんなことはまず無いとは思うが、人さまに「好きな言葉はあるかね」と聞かれたら、即座に「立ち往生」「めじろ押し」だね、と答える。なぜか。前者は、戦地で壮絶な死を遂げ、後者はわが家の庭でも、愛らしい仕草を...

立命館アジア太平洋大学の学生が、別府を訪れる外国人観光客をガイドする、別府観光マスターの資格を取り、英語で案内している場面をテレビで見た▼徳川幕府の鎖国政策で約２６０年間、国を閉ざしていた当時の日本は...

いくら名門中の名門であっても、子孫が２００万人を超える家系はなかろう。と、誰しも思う。それがある。中国、春秋時代の学者・思想家の孔子一族である。まだまだ子孫は増えていくだろうから、百年後、千年後は一体...

人間、年を重ねるほどに旧友と会いたくなるらしい。年末に高校の同期の会があったが、幹事が言うには、昨年だけで４回目とか。幹事は私に「お前さんは多忙らしいから、案内するのは年末の会だけ」と言った。配慮に感...

野球が好きな方々は、先刻ご承知の話だが、昨年のシーズンオフに米大リーグと日本球界に、びっくり仰天の話題が二つあった。一つは、日本円にして20億円近い年俸の提示を蹴って、日本球界に復帰、１年契約の、わず...

５日夜、テレビを見ていて、正月酒ボケの頭が、いっぺんに〝目覚めた〟気がした。それはＮＨＫの「クローズアップ現代」。『地方から日本を変える 人口増に沸く離島』と題して、日本海に浮かぶ島根県の隠岐諸島の海...

ＮＨＫの朝ドラ「マッサン」にちなみ、「新酒のお慶びを申し上げます」。とにかく昨年はウィスキーづくりに七転八倒していたマッサンでしたが、今年は北海道の余市で、理想のウィスキーを出荷するそうです。主も楽し...

今年はいよいよ、東九州道の県内全線が一本につながり、中九州道大野竹田道路大野～朝地間が開通する。県民待望の高速道路網の整備が終わるのは業界にとって、うれしい半面、「これから先、仕事はあるのか」と先行き...