大分建設新聞

四方山

W杯の余韻

2026年07月06日
 あれからもう1週間がたったのか。サッカーワールドカップ(W杯)はまだ熱戦が続いているようだが、興味が湧かない。6月30日未明の日本対ブラジル戦はテレビにかじりついて応援した。果敢に戦った森保ジャパンの健闘を改めて称えたい▼ふだんサッカーには興味がないがW杯は別格。優勝を狙うまでに成長した日本の4年後(2030年)に期待だ。歴代最強と言われた今大会の選手たち。4年後は、板倉、鎌田、前田、堂安、田中碧、上田、中村、冨安ら(三苫も)は30代前半で脂が乗り、守護神鈴木は27歳、久保29歳と充実期、若手も台頭してくるだろう▼試合翌日、NHKのラジオ番組で、未明のブラジル戦を熱心に応援した96歳の女性が「次回もぜひ応援したい。ちょうど100歳よ」と言っていた話を聞いて感心した。4年先の活躍を生きる励みにしているかのようだった▼特に今大会は実況・解説が面白く、彩りを添えた。NHKや民放の解説で異彩を放った元日本代表の本田圭佑さん(40)は、ブラジル戦でも「うざいって!」「くじ運悪い」などの〝直言〟で盛り上げてくれた。最後に「監督としてピッチに立ちたい」と宣言したのには驚いた▼本田さんの横で実況したNHKの小宮山晃義アナ(42)も注目され人気者に。大阪弁の本田さんとの当意即妙の掛け合い実況は面白く見事で、点が入ると2人でハイタッチする姿には感動した。この人、名門の暁星高、慶応大でもサッカーを続け、W杯は3回目の実況というスペシャリストだと知って驚いた▼W杯が事実上終わって気が抜けたが、12日からは大相撲名古屋場所が始まる。競技は違うが、両横綱ら力士の多くはW杯代表と同じ20代が中心だ。若者の活躍はミドルからジジババまでも元気にしてくれる、〝元気な日本〟の源である。(マサ)
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