大分建設新聞

四方山

プレミアム付き商品券

2026年05月26日
 各自治体でさまざまなプレミアム付き商品券の発行が進んでいる。わが地元でも利用が始まり、何に使うか思案中である。県民の声には「家計が助かる」「美味しいものが食べられる」など好意的な声もあれば、「(商品券を)購入できる余裕がある人だけが得をする」「高額商品を購入する人が優遇されやすい」という批判的な声も▼大分市では、過去最多の34万9000冊(紙10万4700冊、電子版24万4300冊)を発行。4月13~24日の購入申し込みで、「紙」は202%だったが「電子版」は93%と予定数を下回り、対応を検討している。今月20日までに紙の抽選結果が通知されたが悲喜こもごもだろう▼プレミアム付き商品券といえば、2022年5月に佐伯市で446冊も購入した人がいて話題になった。当初予定を下回る販売枚数となって追加販売し、販売を請け負った会社が「列に並び直せば、何度購入してもよい」と説明したためらしい。当時の市の担当者は「複数回並ばれても個人の把握ができないため、何度でも販売してよい」と伝えたのだという▼県外に目を向けると、今回も熊本市で騒動が。販売対象に市内に勤務・通学する人も含めたため、市内在住者で購入できない人が続出し、混乱を招いた。早朝から並んでも購入できない事態が続き大西一史市長が陳謝した▼別府市ではプレミアム率50%のデジタル商品券の2次募集に約12万セット用意した。5月7~15日に終えた申込み数は132・1%となり、抽選により均等に割り当てられるそうだ▼物価高騰対策というからには市民が納得できる公平性への配慮がほしい。また、申請や購入の申込み手続きの簡略化・効率化など改善点も少なくない。使うのが楽しみになるような、そしてグンとプレミアム感のある取り組みを望みたい。(コデ)
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