大分建設新聞

四方山

自転車の新規則

2026年04月07日
 4月から自転車の交通違反制度が改正され、違反すると青切符が交付される。信号無視、傘さしやイヤホンなどに反則金が発生し、ながらスマホは1万2000円と1番高い。ヘルメットは努力義務だが、自転車事故による死亡原因の多くは頭部損傷で、ヘルメットの有無が生死を分けるといわれる▼都道府県別の着用率で大分県は全国2位の53・7%と全国平均(21・2%)をかなり上回り、意識の高さがうかがえる。最下位は大阪の7・2%。1位の愛媛(70・3%)と約10倍の差があり、着用しない理由は、「格好悪い」「周りもかぶっていない」などだという▼娘は高校時代、学校までの道20㌔を3年間自転車で通った。雨の日はカッパを着て、夏は日焼けを恐れ帽子と顔全体を覆うフェイスカバーで、誰だか分からない完全装備。周りの目など一切気にしない。電動自転車とはいえ、団地の坂道はかなりきつかっただろう▼私の小学生時代は、今のように車で送り迎えを頼める時代ではなく、どこに行くにも自転車。お金もかからず、行きたい場所に自由に行ける乗り物だった。アニメや特撮が全盛期で、車体に人気キャラクターが描かれた自転車が流行り、私も〝キャンディ♥キャンディ〟のかわいい自転車に乗っていた▼だが、高学年になると兄が乗る「ジュニアスポーツ車」(スーパーカーをイメージしたもの)に魅かれていった。ドロップハンドルで多段変速、メーターや派手なライトが格好よく見えた。速度が分かるため、長い坂道をわざとブレーキもかけずに下り、速度50㌔を超えたことも。ヘルメットもかぶらず足も届かない自転車で、無謀すぎる運転は今考えると恐ろしい▼ヘルメット着用は反則金のない努力義務とはいえ、自分の命を守るためのもの。着用習慣を身に付けたい。(望)
名鑑CDバナー
取材依頼はこちら
事業承継プラザ 切り替え
arrow_drop_up
TOP