夫婦とは
2025年04月02日
夫婦というものは、かなり難しい。「不安と向き合うのがカップル、不満と向き合うのが夫婦」とはよく言ったものだ。「夢を見るのがカップル、現実を見るのが夫婦」とは、これまたズバリ言い当てており、世の中の大多数の夫婦はこれを聞いてうなずくしかない▼わが家もまさにその通りで、結婚生活が始まってすぐの頃は、不満と現実で自分のストレスゲージが上昇していくのが手に取るようにわかった。注意しても、何度言っても直らない。そんな時は、時に発狂しながらも夫婦生活の年数を重ねてきた▼例を出すと、旦那は自分が好きなタオルをえり好みして使う癖があり、「畳んで重ねた順に使用してくれ」と言っても聞いてくれなかった。積んだタオルを間から引き抜いて使うので、きれいに重ねて置いていても、そのうちぐちゃぐちゃになってしまう。折衷案を模索し、タオルは旦那用と家族用を分けて置くようにした▼似たような問題で、パンツ問題もあった。旦那はどうもその日の気分でパンツの色柄を選んでいるようで、そこそこの枚数があるはずなのに、数枚のパンツばかりをルーティンで履いている。ゆえに「これ、2日前にも洗ったぞ」となるわけだ。これには解決策が見つからず、風呂上がり用のパンツが置かれているのをチェックし、こっそり入れ替えるくらいしか、今のところ対応策が取れていない▼もちろん、旦那も日常生活で不満に思っていることは多々あるだろう。それを面と向かって言わないだけで、ため込んでいるのかもしれない。カップルと夫婦はどちらも恋愛関係だが、法的な地位や責任の違いは明白だ。互いに歩み寄ることでしか夫婦は続かない▼そんなことを考えていた折、先日、結婚記念日を迎えた。旦那はケーキを買ってきてくれた。それだけで全部許せる。(万)