大分建設新聞

四方山

新入社員

2025年03月31日
 4月1日は入社式の日。新入社員の方々は期待半分不安半分でこの日を迎えることだろう。以前は新卒で入社後3年以内に離職する人は中卒7割、高卒5割、大卒3割で七五三と言われたものだが、最近の統計を見ると中卒50%、高卒38%、大卒35%となっており中・高卒は改善されてきているようだ▼私も初出勤して自分の席を与えられたときに筆記用具とそろばんを渡され、そろばんは小学校以来使ったことがないので大いに戸惑ったことを思い出した。とにかく新入社員にとっては見るもの聞くもの初めてのことばかりで、西も東も分からず戸惑うことが多いと思う▼特に業界用語などは聞いたことが無いため、三角スケールを三角定規と間違えたり、プラニメータをプラス2メータと間違えることなど日常茶飯事だった▼会社としては一日でも早く独り立ちして成果を上げてもらいたいと考えて、懇切丁寧に指導すると思うが、私の例のように自分たちにとって当たり前が新人にとっては異国語のように聞こえることもあることを理解してほしい▼「こんなことも知らないのか」や「学校で何を習ってきたのか」は禁句だ。若い人は叱られた経験が少ないので、上司や先輩の指導を時にはパワハラと受け取ってしまうことがあると聞く。上司や先輩には気長く辛抱強く具体的に1から10まで教えることが求められているのだ▼ある統計によると高卒の正社員の生涯賃金は約2億円、非正規社員の場合約1億2千万円で倍近くの差があるという。学生と違って長い夏休みがない上に、残業などもあって慣れるまではきついと思うが、必要とされているからこそ採用されたことに自信を持って、与えられた仕事に無駄なものはないということを肝に銘じて、入社した時の夢と希望を忘れず頑張ってほしい。(筋)
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