大分建設新聞

四方山

上を向いて歩こう

2025年02月13日
 「上を向いて歩こう」は、故坂本九さんの代表曲。上を向く理由は、涙がこぼれないためとされている。今の季節、上から降ってくるものに雪がある。先週の大寒波では、人の背丈を越える降雪量で被害も出ている。今週は暖かくなるので、今度は雪崩に注意が必要だ▼上から降ってくるもので、なかなかお目にかかれないものに流れ星がある。流れ星を見かけると、お願い事をするのは定番だが、流れ星の正体は宇宙からやってきた直径数㍉から数㌢のちりの粒。冬の夜空は空気が澄んでいるので、流れ星も見つけやすい▼流れ星のようなロマンチックな話から、映画「アルマゲドン」の世界に話を変える。2032(令和14)年に、地球へ小惑星が衝突する可能性があるという。小惑星の直径は40~90㍍とみられ、現時点での衝突確率は最新情報で2・2%。継続観測で衝突しないと判明することもあるため、すぐに行動を起こすのは早いとされているが、果たしてどうなることやら▼また、2182年にも、先ほどの小惑星の数倍ある別の小惑星が、地球に衝突する可能性があるらしい。157年後のことなので、ぴんとこないだろう。恐竜を絶滅させる原因をつくった隕石は直径10~12㌔だったそうで、それに比べると二つとも小さいが、もしも衝突した場合には、大きな被害が予想される。映画のように地球からのミサイルで破壊、もしくは小惑星に乗り込んで中心部から爆発させるのだろうか▼大雪のテレビ中継で、屋根から雪を下ろす住民たちの映像が流れる。専門業者を除き、ほとんどが墜落制止用器具を付けていない。屋根から落ちて毎年、亡くなる人は多い。除雪の苦労話もいいが、もっと安全対策を呼び掛けてほしい。落雪、つららや人の落下など、雪国では上を向いて歩かなければ。(せい)
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