災害
2025年01月22日
「地震・雷・火事・親父」という言葉をご存知だろうか。昭和時代の怖いものの代名詞で、最初に出てきた地震は、日本に住んでいれば皆さん体験して分かっていると思うが、ネット情報によると13年前の東日本大震災では死者・行方不明者が1万8420人、30年前の阪神淡路大震災では6452人、1年前の能登地震は489人など大変な災害を起こしている。雷は宮崎県にサッカー遠征に来ていた生徒が打たれて亡くなったのは記憶に新しい。火事は全国で毎年3万件以上発生し1000人以上の方が亡くなっている▼地震と雷は防ぎようがなく、地震は発生後の行動をシミュレーションする、また家具を固定するなど。雷はグラウンドなどの広場で自分が避雷針にならないようにできるだけ身を屈める、大樹の陰には寄らないなど、せめて被害を最小限にするための日頃の備えが重要になる。一方、火事はほとんどが人の不注意で起こる人災で、火の後始末はもちろんコンセントなどもこまめに点検し、火災を起こさないように気を付けたいものである▼人災の最たるものが戦争だ。太平洋戦争では日本だけで約310万人、広島・長崎の原爆で51万8092人(死没者名簿)、ガザで4万人以上、ウクライナで10万人以上など、ものすごい被害を出しているのは周知の事実だ▼戦争に勝者も敗者も無いというのが常識だと思っていたが、最近、停戦合意したパレスチナもイスラエルがハマスに勝利した結果のように見えるし、ウクライナ戦争もロシアが領土を拡大する形で決着するのではないかと思っている。力による現状変更が認められれば、世界中で同様の戦争や紛争が起きるのではないかと心配するのは私だけだろうか▼ところで、怖い親父はどうなったかといえば、今では何処にも見当たらない。(筋)