大分建設新聞

四方山

こたつで熱中症

2025年01月10日
 義実家では、触るのも抱っこされるのも嫌いという、わがままな御猫様(トラ・雄2歳)を飼っている。しかし旦那は猫アレルギーで、触ることができない。猫は好きなのに、悲しいかな「見るだけ」▼元日は、親戚一同が義実家へ集合するのが恒例だ。今年も皆がそろい、にぎやかな年始めとなった。片付けも一段落し、子どもは外でたこ揚げ、女性陣はこたつで井戸端会議をしていた。そこにトラがやってきて、こたつに入って行く。皆が足を曲げ、トラのスペースを確保した▼話に花が咲き、1時間以上が経過した。足を伸ばしたいと、トラが出て行ったかを尋ねる。四方の皆が「こちらからは出ていない」と答えた。まだ中に?と布団をめくると、仰向けでジリジリと腹を焼かれるトラが、こたつの真ん中にいた▼お義母さんが慌てて引きずり出すと、ヨロヨロと起き上がりケージまで歩いていく。熱中症ではと心配していると、水皿に顔を突っ込みすごい勢いで飲み干した。冷たい畳で腹ばいになり、体を冷やしている▼そこに子どもたちが帰ってきた。「トラが寒そう」と、近くにあったマフラーやひざ掛けを上にかけていく。その内、洗濯物に埋もれているような状況になった。見かねた旦那がトラを救出する。おとなしく抱かれ、ケージに戻された▼夕刻となり、そろそろ帰ろうと、居眠り中の旦那に声を掛ける。するとびっくり、トラを触った後に手を洗わなかったのだろう、顔に赤い発疹、寝ぼけて掻いたのか、首の周辺も真っ赤になっている。抗アレルギー薬を飲ませ、保冷剤で患部を冷やす。「新年早々病院か」と慌てたが、徐々に症状は治まった▼それにしても両者とも、自己管理ができていないというか、危機管理が足りないというか。一抹の不安を覚える、新年の幕開けとなった。(万)
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