大分建設新聞

四方山

年賀

2025年01月08日
 子どもの頃のお正月といえば、お年玉、たこ揚げ、こま、羽子板などの風物詩があるが、今年は孫が来るので童心に戻ってたこ揚げをしようと、昨年買って準備したたこを近所の高校グラウンドで孫と揚げた。当日は風も吹いてたこは空高く舞い上がっていたが、突然の突風で糸が切れどこかに飛んで行ってしまった。せっかく買ったたこがほんの1時間の命であった▼近頃の子どもの遊びはゲームやユーチューブなど屋外で友達と遊ぶことを見掛けなくなった。特にこまや羽子板はほとんど見なくなり、昔はこまなど駄菓子屋で売っていたのでもらったばかりのお年玉で買うのが楽しみだったが、今ではどこで売っているのかさえ分からなくなってしまった。羽子板に至っては孫が顔に墨を塗られるからやりたくないというのを聞いて、そういえばそんな女の子の遊びがあったなと思い出したぐらいだ▼昔は、貧しかったので日ごろはつぎはぎした普段着で菜っ葉主体の食事だったが、正月は刺身などのごちそうを食べ、新調した靴を履き、晴れ着を着て初詣に出掛けたものだが、今では晴れ着は成人式ぐらいで新たな年を迎えるという改まった感覚は薄れたようだ▼その中で毎年楽しみにしているのが年賀状だ。元々は元旦にお世話になった人を訪問して年始のあいさつをしていたのを簡略化したものが年賀状になったのだ。近年は携帯メールやSNSなどで済ます人が増えて年賀状のやり取りも少なくなってきた▼私も毎年生きている証として年賀状を出しているが、字が下手なので昔はプリントゴッコなどを駆使し今はパソコンで作成している。しかし郵便料金が値上がりした影響からか届いた年賀状は今年限りで止めると書いてあったり、そもそも期待していた人から来なかったものもあり寂しい限りである。(筋)
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