大分建設新聞

四方山

怒りの洗濯

2024年09月24日
 皆さんの自宅では、寝具のシーツはどれくらいの頻度で洗濯・交換しているだろうか。衣類や洗濯物の重さは、一般的に重量で表される。洗濯機もこれに応じてサイズが展開されており、一人暮らしなら容量6㌔㌘程度の物を、家族が多い場合は8㌔㌘以上を、大物のシーツやまとめ洗いをよく行う場合は12㌔㌘など、各メーカーが幅広くラインナップをそろえている。ちなみに一人が一日に出す洗濯物の平均は1・5~2㌔㌘。毎日洗うか、まとめて洗うかによっても選ぶサイズは異なるだろう▼わが家では、さすがに毎日はシーツを洗わない。週末に単独で洗うか、洗濯物が溜まっている場合は2週に1回程度だ。旦那が特段きれい好きでもないので、消臭スプレーでもしておけば、それでも問題ないようだ。無論、汗をかいたり、旦那がよだれを垂らした時はすぐに洗う。2日連続でよだれを垂らした時は…ご想像にお任せする▼やはり大物の洗濯、例えばこたつ布団やカーペット(おおむね一つ10㌔㌘以上)の洗濯は骨が折れる。洗う手間も、乾く時間も余計にかかるので、季節物であればクリーニング店に持ちこみ、プロにお願いする方がよっぽど楽だ▼そう思っていたのだが、先日「事件」が発生した。旦那がラグマットにチョコレートアイスを落としたのである。気に入っていたのと、ちょっといい値段のラグマットだったので、悲鳴とともにすぐさま風呂場に持ち込んで部分洗いをした▼幸いひどいシミになることはなかったのだが、水をたっぷり吸ってしまったマットは重く、一人では持ち上げることができない。犯人を呼び、暴言を浴びせながら協力して手動で絞る。やっとの思いで干し終わったとき、犯人が爽やかな顔で「おつかれ」と言ってきた。その後の惨状も、ご想像にお任せする。(万)
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