大分建設新聞

四方山

ハチに注意!

2024年09月04日
 夏から秋にかけて、一年で最も忙しく活動する企業が「蜂の駆除」業者。台風10号が通過して9月に入ったが、これから特に注意しなければならないのが「蜂」だ。蜂の巣も大きくなり、これまでの幼虫が成虫となって蜂の数も多くなる。刺されたら「痛て~で」▼ハチは、大きさや表面の模様によって、いろいろな種類がある。中でもよく耳にするのが「オオスズメバチ」「キイロスズメバチ」「アシナガバチ」など。人生を振り返ると、4年前にモンスズメバチから両手に合わせて3カ所、小学生の頃、キイロスズメバチから頭に2回、幼少の頃からこれまでに5~6回アシナガバチに刺された経験を持つ。いずれも子どもの頃は、蜂の巣に石を投げたことによる。また、成人になってからは、草刈りなど農作業中によるもの。幸いにもアナフィラキシーショックには至っていない▼蜂に刺されないための注意点は、①巣には近付かない―今年は特に猛暑の影響で蜂の活動が鈍く、土の中に巣を作ることが多いオオスズメバチなどは、発見が遅れてしまう恐れがあり、注意が必要だ②なるべく白っぽい服を着る―蜂は黒いものを攻撃する習性があるため、頭髪や目に向かって攻撃してくるので、農作業や庭仕事などの場合はなるべく白い服を着ること③匂いに注意する―香水やヘアスプレーなど匂いに寄ってくる習性があるから、注意が必要だ▼一方で、蜂の子や成虫を食べると絶品だ。蜂の子ご飯も絶品だが、蜂は大きいものほど素揚げにするとうまい。酒のつまみに最高だ。また、スズメバチを焼酎に漬けた液は、毒と反応して糖尿病や高血圧に効果があるという。もちろん、殺虫剤を使えば、食べることができないのは言うまでもない▼商売も「虎穴に入らずんば虎子を得ず」だ。(勇)
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