大分建設新聞

四方山

ペットの備え

2023年12月11日
 2日、フィリピン沖で発生した大きな地震では、日本の沿岸でもわずかだが津波が観測された。その5日後も南太平洋で大きな地震があったが、幸い日本へは津波は来なかった。この地震に関連する記事の中に、発生が危惧されている南海トラフ地震についての記述があった▼その中の一つが東南海地震をはじめとした最近4回の南海トラフ関連の地震は、全て12月に発生しているというものだった。「これはいかん」と思い、わが家では緊急に防災体制の見直しを実施した▼まずは人間用の非常時の備え。これはある程度できていた。次は昨年春から家族の一員となった愛犬の備え。これがまったくと言っていいほど何もできていない。飼い始めた時は、もしもの時は車で避難生活をすればよいと安易に考えていたが、ネットで情報をいろいろと収集すると、人間と違って事前に準備することは多い。人間のように「これとあれを準備しておいてよ。人様に迷惑をかけてはいけないよ」と言っても簡単に理解してもらえないだろう。当然だが、飼い主がしなければならない▼まずは、避難所に行く可能性もあるので、愛犬を入れるクレート(持ち運べる犬小屋のようなもの)を購入。犬の大きさによって値段が変わるのだが、意外と高かったが仕方ない。次に餌を含めた愛犬の生活用品。無くなりかけたら追加で購入していたが、持ち出し用に別途購入。残すは愛犬のしつけ関係だ。生後1年半たったが、飼い主に似たのかまだ落ち着きがない。定番の動作はできるが、無駄吠え、人を見るとすぐに飛んでいきたくなるなどの行動は、改善しなければならない▼ペットと言っても犬猫だけではなく、小動物、爬虫類など多種多様。皆さんは大切な家族であるペットの「もしもの備え」はできているだろうか。(せい)
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