大分建設新聞

四方山

秋を感じる

2023年10月27日
 日中は温かいものの、朝と晩が急に冷え込んできた。日一日と秋が深まってくる中で、今「コスモス」が満開のピークを迎えている。秋風に吹かれて満開の花がなびく風景は秋の素晴らしい光景だ。河川敷や休耕田を利用したコスモス畑は最近、各所で見られるようになった▼道の駅で「銀杏」を買った。秋の味覚である銀杏がこれまたうまい。硬い殻を少し割ってから、紙封筒に銀杏数個と少量の塩を入れて電子レンジで約1分加熱すると、おいしい銀杏を食すことができる。どこから聞いた話か分からないが、1日に7個までは食べても良いという。私は、そのような迷信は信じないので数十個食べて生きている▼今年も、無事に実家の「稲刈り」が終わった。新聞報道では県内のコメ出来高は温暖化の影響でやや不良という。実家では、お陰で温暖化や懸念されていた台風の影響もなく、昨年に続いて上出来の稲穂が実った。新米はまだ口にしていないが、早く食べて味を確かめてみたい。おそらく「おいしいお米」ができているだろう。一方で、9月下旬に初めて食べた「サンマ」は大変細身で小さかった。このような小さなサンマは初めて見たが、今は平年並のサンマの大きさだ。やはり、腹の太ったサンマにカボスをかけて食べるのが一番だ▼先日、大分市の大野川河川敷で「大在コスモスまつり」に出掛けた。会場では、子どもたちに操作体験をして楽しんでもらおうと大野川安全協議会が機械を提供。コスモスが満開で秋晴れのイベント会場で家族連れが多く参加していた。建設機械の運転操作を体験している子どもの楽しい表情、親の愛情がしみじみと伝わってくる。また、建設関係者の優しい表情は、建設現場とはまた違っていた▼秋を感じる近ごろ。マツタケは高くて買えないのもこの季節。(勇)
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