大分建設新聞

四方山

主婦の日曜勤務

2023年10月04日
 主婦にとって、日曜は「休み」ではない。むしろどの曜日よりも忙しく、山積みになった「やること」を片付ける日だ。平日夜に少しでも自分の時間を確保するための鍵は、この日曜の過ごし方にあると言っても過言ではない。フルタイム勤務をしていると、帰宅してから寝るまでのわずかな時間を、いかに省力化で乗り切るか、を全力で考える。そのためのわが家の日曜ルーティンを、ちょっとご紹介▼まず日曜の朝は掃除から始める。トイレ、洗面所、玄関、外回りが旦那の担当で、それ以外の場所が私の担当だ。平日に掃除機をかける時間はほぼないので、ここで1週間分徹底的に片付ける。と、同時に洗濯機もフル稼働だ。平日に洗えない大物のシーツや季節物を、まとめて洗濯してしまう▼午後からは買い物に出掛ける。天気が良ければちょっと足を伸ばし、道の駅まで野菜を買いに行く。スーパーで生鮮食品や日用品も買い込むと、夕方からは台所にこもる▼ここからが最も重要な「仕込み」作業だ。野菜を用途に応じたサイズにカットし、冷凍・冷蔵庫に保存する。鶏肉や豚肉(牛肉は給料日にしか登場しない)は下味を付け、夕食1回分ずつに分けて野菜と一緒にジップロックに入れ冷凍する。帰ったら「焼くだけ、煮るだけ」などにしておくのがミソだ。平日に包丁を持つ時間を減らすべく、下準備はなるべく日曜にしてしまう▼夜は家計簿のチェックだ。このタイミングで旦那がそっと寝室に消えていく場合は、お小遣いの水増し請求が行われている可能性があるので念入りにチェックする。日曜ルーティンは、電卓に表示された数字にため息をぶつけて終了だ▼これを読み「主婦って大変だな」と思ったら、今日の帰りにはコンビニスイーツの一つでも買って帰ることをお勧めする。(万)
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