大分建設新聞

四方山

犬の散歩

2023年09月12日
 秋といえばスポーツ。8月に女子サッカーのW杯があり、興奮が冷めぬまま、バスケットボールの男子日本代表が48年ぶりに自力でオリンピックの出場を獲得した。そして、ラグビーのW杯の1次リーグが始まり、日本代表はチリ相手に快勝。次戦は18日に格上であり、ラグビーの母国でもある強豪イングランドと戦う。その後も格上のサモア、アルゼンチンと厳しい戦いが続くが、ぜひとも1次リーグを突破してもらいたい▼スポーツの秋に、私が取り組むのが犬の散歩。おじさんになりつつある私には、散歩は立派なスポーツだ。わが家は近くに海、川、山があり、散歩環境は申し分ない。車でわざわざ行かなくても、愛犬が喜ぶ全ての環境が整っている。まぁ、田舎といえばそれまでだが▼お都会に住んでいると、あまり出会わないだろうが、わが家周辺では、まだ犬のふんがあちらこちらに落ちている。昔は、至る所で落ちていたが、今の時代でも落ちている場所は、なかなかないだろう。理由は簡単。田舎ほど、手ぶらで散歩する人が多いからだ。そういう人に限って、連れているのは、お高いワンちゃんである▼わが家は雑種だが、お高いワンちゃんの友達も多い。散歩中に会ったりするが、手に何も持っていない人がいる。こちらがふんを入れるバッグを持っている姿を見て、何も思わないのだろうか。近所の道路沿いには「ふんは持ち帰りましょう」の看板があちらこちらにある。いかに、わが家周辺では、犬を飼う人たちの意識が低いかが分かるだろう▼ようやく、涼しくなった。散歩も歩きやすくなり、ついつい散歩の時間も長くなる。特に、月夜の中での散歩は、愛犬はもちろんのこと、私自身のストレスも発散できる。ここで締めの一句。「月明かり、輝くふんが、いとおかし」。(せい)
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