大分建設新聞

四方山

にゃあおーん

2023年02月27日
 県出身のソフトバンクの甲斐拓也捕手と西武の源田壮亮内野手が出場する3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。日本代表侍ジャパンの強化合宿と壮行試合で宮崎が盛り上がっている▼一方、大分ではプロ野球独立リーグ・ヤマエグループ九州アジアリーグに所属するプロ野球チーム大分B―リングスは、元横浜コーチで宇佐市出身の山下和彦監督が就任し、元巨人2軍監督などを務めた大分市出身の岡崎郁氏をゼネラルマネージャーに迎えただけでなく、同じく大分市出身で横浜、ソフトバンクで活躍した内川聖一選手の入団を発表しており熱くなりそうだ。大分B―リングスには建設産業からの協賛も多く、業界の活気も期待できる▼23日、竹田市の私立高校稲葉学園の女子サッカー部は、現在大分市議会議員で元日本代表の高松大樹選手を招いてJFAなでしこひろばを開催した。幼児から中学生までの子どもたち25人が参加してサッカーを楽しんだ。私は保護者会の会長として見学に行ったのだが、土居昌弘竹田市長が参加してくれたことをとてもうれしく思った。しかも、見学ではなく子どもたちと一緒にサッカーで汗を流し、高松選手と健脚を交えてくれた▼あいにくの雨で、狭い体育館の中で子どもたちと一緒にゲームをするのは、たやすくないことだと思ったが、土居市長のボールさばきやパスワークは素晴らしく、同市の市政もこの調子で好調に進めてほしい▼土居市長には感動したが、私が今までに一番感嘆した首長は広瀬勝貞知事。ラグビーワールドカップで招いた「福猫ふくにゃん」のお別れセレモニーで、「皆さまご唱和を、『にゃあおーん』!」と響き渡る大きな声でお礼を叫んだ。県政のトップに立つには行政や政治経験だけでなく度胸とウイットが必要だ。(リュウ)
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