大分建設新聞

四方山

筆納め

2022年12月27日
 今年も残すところあと3日。年齢を重ねるごとに1年が「アッと言う間」に過ぎ去ってしまうが、振り返るといろいろなことがあった▼1月22日午前1時8分頃、日向灘を震源とするマグニチュード6・6の地震が発生し、大分県、宮崎県で最大震度5強を観測した。夜中でもあり発生時にふらつきながら真っ先に逃げようとする私の行動に、妻は地震以上に「大怒り」だった。震源は家庭内にもあるようだ、備えを!▼季節の変わり目である5月。急性腰痛(ぎっくり腰)になった。この辛さは腰痛になった人しか分からない。まず寝込んでしまうが、普段、身近なものを手に取ることがこれほど遠くに感じることはないし、病院の駐車場から受付までの距離が遠くて苦労したこと、また、腰痛が治りかけた頃に限って通勤途中、車のファンベルトを黒ヘビに見間違えて「びっくり腰」に▼6月、毎年受ける健康診断。バリウムを飲んで胃や食道の検査をするが、レントゲン技師は私の体重を気に掛けていた。撮影台に耐荷重でもあるのか?私の健康を心配してほしいものだ▼夏になると道路沿いの雑草が生い茂る。8月、通勤途中の狭小な道路では管理が難しいのか、毎年、雑草が成長して人の背丈以上に生い茂るのだが、自動車が通ると歩行者との離合も難しくなる。私は、仕方なく雑草をかき分けて道を譲ったが、自動車が通過した後、服には多くの付着物。歩行者の辛さを感じつつも道路沿線の草刈りは大切だと感じた▼秋は紅葉の季節だが、街路樹の枯れ葉が舞い落ち、毎日、汗だくになりながら落葉の掃除。掃いても掃いても飛んでくる落葉。冬の12月も汗をかきながら掃除している日々だ▼汗をかいて苦難を乗り越え、仕事で冷や汗をかき、今も続く試練に感謝。これにて今年の筆納め。よいお年を。(勇)
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