大分建設新聞

四方山

夢追い人

2022年11月11日
 先日、大分合同新聞のGX・PRESSの本とカフェについての特集記事を見て、今年の秋は読書を含む〝文化の秋〟にしようと思っていた自分にはぴったりだと思い、いくつかすぐにメモした。私は本を読むことだけじゃなく〝新しく何かに挑戦する〟ことも好き。挑戦はどんなことでも自分への刺激になり経験になるからだ。この仕事に就いたのも職業として普段は聞き慣れない〝新聞記者〟という仕事に興味を持ったから▼クラレが今春小学校を卒業した子どもに「将来就きたい職業」を聞いてみたところ、男子の1位はスポーツ選手、2位がゲームクリエイター、3位が研究者だった。2位のゲームクリエイター急増の理由はコロナ禍で家でのゲーム需要が増大したこと、小学生からでも始められるゲームの制作という仕事に関心が高まったからか▼女子の1位は漫画家・イラストレーター、2位が教員、3位が看護師。漫画に出会う機会が昔と比べて紙面だけでなくツイッターやインスタグラムなどSNSの拡大で多くなり、一種の〝アート〟として注目を集める〝絵師〟と呼ばれる人達に憧れるようになったからだと思う▼私の小学生の頃は、花屋さんやケーキ屋さんなどが多かった。昔とはまるで異なる子どもたちの憧れの仕事とのギャップに、時の流れの速さを感じる。少し寂しい▼今までの自分の人生を振り返っても、夢はなかなか決まらないし無理やり決める必要もない。たくさんの経験を重ねて、時間をかけて自分と向き合えば自然と見つかるものだと思う。そんな私には誰にも話さないが、最近もう一つの夢が出来た。この夢は長い時間をかけて叶えていくものだけれども、その夢が叶うようにこれからも興味を持ち、気になるものは沢山経験して自分の糧にしていきたいと思う。(歩)
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