髙橋 強さん(南部振興局長)
2020年05月21日
初任地の県立三重病院では、経理業務を4年間経験した後、自治省に2年間出向。
7年目に本庁勤務となり、市町村振興、人事、財政、農林水産、福祉保健、知事秘書などさまざまな業務を経験。今年4月に南部振興局長に。
「浦と呼ばれる海岸部、里と位置付ける山間部、まちと呼ばれる中心部の3つの地域から成る佐伯市は、おいしいものが多く、自然とのバランスがほどよくとれている素晴らしいところ。その魅力を積極的にPRするために情報発信をしっかりやっていく」と、意気込みを語る。
昨年は、県民に多くの思い出を残し、大きな収穫のあったラグビーワールドカップ2019を推進課長として担当した。
「大会を無事に終えることができ、本当にほっとした。この経験が一番の大きな思い出」と、ビッグイベントを振り返る。
そして今、新任地に来て「一市一振興局の体制は、行政として仕事がやり易い。先日も副市長、市総合政策部長と振興局の幹部職員とで、懸案となっている市の抱える課題について協議した」と言い、「蒲江畑野浦、米水津色利浦で進めるレモン栽培の基盤整備事業を着実に進めていく。また、県内生産量の約8割を占める養殖業について、新型コロナの影響で、特に飲食店向けの高級魚が販売不振となっている。行政としてもしっかり支援していく。林業では、50年伐期サイクルの佐伯型循環林業の推進を図りたい」と、主要事業への意欲を見せた。
同時に「第1次産業の支援は、基盤整備が重要になる。それを支える建設業の皆さんには積極的な応援をお願いしたい」と産業振興に対する抱負と建設業界への思いを語る。
さらに「建設業界の皆さんには、災害時に率先して復旧に当たっていただいているほか、夏の暑い時期の土地改良施設愛護月間に、農業ダム周辺の清掃活動などボランティアにも取り組んでいただいている。本当に感謝している。今般見直しを行った県の長期総合計画『安心・活力・発展プラン2015~2020改訂版~』では、強靱な県土づくりと危機管理体制の充実に取り組むこととしている。業界の皆さまには、働き方改革や職場環境の改善などに引き続き取り組み、建設業の担い手確保に努めていただきたい」と呼び掛けた。
奥さんを伴って佐伯市に転居した局長。「隣りの津久見市で生まれ育ったが、佐伯に住むのは初めて。新型コロナウイルスの影響で外出自粛を強いられているが、藤河内渓谷のキャニオニングや豊後くろしおラインのサイクリング、蒲江での海遊びなど、終息後の楽しみにワクワクしている」と、笑顔を見せた。
略歴~1986年4月県庁入り、2014年4月北部振興局地域振興部長、
15年10月企画振興部まち・ひと・しごと創生推進室長、
17年4月国民文化祭・障害者芸術文化祭局企画・広報課長、
18年4月企画振興部ラグビーワールドカップ2019推進課長、20年4月から現職。56歳。
7年目に本庁勤務となり、市町村振興、人事、財政、農林水産、福祉保健、知事秘書などさまざまな業務を経験。今年4月に南部振興局長に。
「浦と呼ばれる海岸部、里と位置付ける山間部、まちと呼ばれる中心部の3つの地域から成る佐伯市は、おいしいものが多く、自然とのバランスがほどよくとれている素晴らしいところ。その魅力を積極的にPRするために情報発信をしっかりやっていく」と、意気込みを語る。
昨年は、県民に多くの思い出を残し、大きな収穫のあったラグビーワールドカップ2019を推進課長として担当した。
「大会を無事に終えることができ、本当にほっとした。この経験が一番の大きな思い出」と、ビッグイベントを振り返る。
そして今、新任地に来て「一市一振興局の体制は、行政として仕事がやり易い。先日も副市長、市総合政策部長と振興局の幹部職員とで、懸案となっている市の抱える課題について協議した」と言い、「蒲江畑野浦、米水津色利浦で進めるレモン栽培の基盤整備事業を着実に進めていく。また、県内生産量の約8割を占める養殖業について、新型コロナの影響で、特に飲食店向けの高級魚が販売不振となっている。行政としてもしっかり支援していく。林業では、50年伐期サイクルの佐伯型循環林業の推進を図りたい」と、主要事業への意欲を見せた。
同時に「第1次産業の支援は、基盤整備が重要になる。それを支える建設業の皆さんには積極的な応援をお願いしたい」と産業振興に対する抱負と建設業界への思いを語る。
さらに「建設業界の皆さんには、災害時に率先して復旧に当たっていただいているほか、夏の暑い時期の土地改良施設愛護月間に、農業ダム周辺の清掃活動などボランティアにも取り組んでいただいている。本当に感謝している。今般見直しを行った県の長期総合計画『安心・活力・発展プラン2015~2020改訂版~』では、強靱な県土づくりと危機管理体制の充実に取り組むこととしている。業界の皆さまには、働き方改革や職場環境の改善などに引き続き取り組み、建設業の担い手確保に努めていただきたい」と呼び掛けた。
奥さんを伴って佐伯市に転居した局長。「隣りの津久見市で生まれ育ったが、佐伯に住むのは初めて。新型コロナウイルスの影響で外出自粛を強いられているが、藤河内渓谷のキャニオニングや豊後くろしおラインのサイクリング、蒲江での海遊びなど、終息後の楽しみにワクワクしている」と、笑顔を見せた。
略歴~1986年4月県庁入り、2014年4月北部振興局地域振興部長、
15年10月企画振興部まち・ひと・しごと創生推進室長、
17年4月国民文化祭・障害者芸術文化祭局企画・広報課長、
18年4月企画振興部ラグビーワールドカップ2019推進課長、20年4月から現職。56歳。