大分建設新聞

インタビュー

府内 武典さん(広域建設㈲)

2019年04月02日
 竹田市の広域建設㈲(相馬哲治社長)に勤務する府内武典さんは、地元の三重総合高校久住校(現県立久住高原農業高校)を卒業。
3年生在学中に求人を見て迷うことなく「地元に就職したい」と熱い思いで入社した。
 「入社して1年になるが、舗装工事の仕事は、夏は暑く、冬は大変寒い中での作業。体が季節になれるまでが大変だが、特に夏は十分な熱中症対策も大切です」と今の仕事現場の感想を語る。
「アスファルトは、固まらないうちに舗設しなければならない。作業のスピード感が求められる」とすでにベテランに向けて歩んでいるようだ。
 1月に開通した中九州横断道路朝地~竹田間の舗装工事にも従事。
「現場でローラーやフィニッシャーの運転技術などを学んだ。舗装技能者の高度なレベルが凄かった」という。
 現在、会社のいろいろな現場で経験を積みながら小型バックホウ、転圧機械の資格を取得した。
「これから中・大型免許を取得したい」と目標をしっかりつかんでいる。
 勤務する職場について聞くと「自分が一番年下です。若い人が少ないので社長や社員の皆さんは、大変やさしい」と笑顔で話す。
続けて「朝が早いので、少し眠い時もあるかな」と正直な感想も語った。
趣味はドライブ。「先日、友人と阿蘇の大観峰に出かけた。大分市などにも出かけて食事や買い物したり、リフレッシュしてます」と楽しそうだ。
 「相馬社長や社員の先輩には、いつも支えていただいてありがたいです。まだ未熟ですが今後もよろしくお願いします」と感謝を述べた。
 また、母校が4月から新しく県立久住高原農業高校に変わったことから「大変うれしい。これからもっと発展して、卒業生ができる限り地元で活躍してほしい」と期待を込めた。
 若さ溢れる府内さんは、竹田市君ヶ園で暮らす。
 



ローラーを操作する府内さん
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