大分建設新聞

インタビュー

池田 日和さん(森田建設㈱)

2019年02月14日
 小学生の頃から、女の子ながら両親と住宅展示場を見たり、部屋の間取りなどを書いて遊ぶのが好きだった池田さんは、母親の勧めもあり中津市の県立工科短期大学校に入学。
在学中の2年間で、設計やCAD入力などを学んだ。
 宇佐市の森田建設㈱に就職を決めたのは、卒業を前に担任の先生から「森田建設は、県内でも実績があり大きな会社。面接を受けてみてはどうか」と勧められ、面接を受けた。
面接では森田修社長から会社の企業理念や業務内容、施工実績などを聞いて「私もこの会社で、たくさん仕事をして経験を積みたいと思った」と1年前の自分を振り返る。
 入社1年目の業務は「設計部で大山繁久専務について、工事積算の勉強をしている。大きな工事金額の積算を見たときは驚いたが、私も早く積算を覚えて戦力となり、大きな現場の工事に携わり、会社に貢献したいと思った」と意気込みを語った。
 今後の目標を聞くと「7月の2級建築士試験の資格取得に向けて勉強中。働きながらの学習は大変だが、試験を通して学んだことを、設計や積算業務の仕事に生かしていきたい」と話す。
 これから建設業を目指す若い女性に向けては「最初、建設業へのイメージは男性だけの職場で少し不安な気持ちもあったけど、実際に働くとみんな優しく働きやすかった。建設業を目指す女性の皆さんも、安心してこの業界に入って一緒に働きましょう」とメッセージを送った。
 趣味は韓流ドラマに出ている俳優のパク・ボゴムさんの応援で、休日はピアノで好きな曲を弾いたり、友達とおいしいものを食べに行くことでストレスを発散しているという、21歳の建築女子。



積算業務をする池田さん
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