中山 靖人さん(国東土木事務所長)
2017年06月28日
国東土木事務所は、平成5年から4年間いた後、大分、佐伯、豊後大野、中津各土木事務所を経て2回目の勤務。
久々に国東管内を回ってみて「ずいぶん道路整備が進んだ。まち並みは、市役所などが新しくなったが、特に大きな変化は感じない。ただ、予算の減少で事業量が少なくなった影響からか、当時いた地元建設業者さんがいなくなっていた」と複雑な表情。
地元業者には、なんとかして企業としての体制を保ってもらいたいと思っている。
「健全な体制維持には、安定的な受注確保が欠かせない。十分に応えられていないかもしれないが、お互い連携して知恵をしぼり、担い手の育成などにも尽力してほしい」と語った。
また「災害時の初動対応から復興に至るまで、一番頼りになるのは、地元の業者。何も起きなくてもいてもらわないと困る、市民の安心・安全を守るのに欠かせない存在だ」と語る。
当面の課題、事業について聞くと、「観光地巡りに利用されている、両子山周辺の山間部道路などに未改良区間が残っている。予算と調整しながらできるところから順次進めていきたい。主要事業である国東安岐線(下原工区)の道路改良は、今年度中に仮橋工事の着手を目指す。河川・砂防整備や法面対策、維持補修など、安全・安心の確保のための事業も着実に進めていく」と語った。
思い出に残るのは、スポーツ公園建設部勤務時に、国道197号大分南バイパス整備事業にたずさわったこと。
自身では初めての大型事業で、工事単体ではなく事業全体の工程を考えていくというマネジメントを学んだ。これが、後々手がけた事業で役立ったという。
職員には「若いからと無理や過信をせず、健康・家庭を第一にワークライフバランスを図るとともに、個々の仕事に対しては効率性や危機管理に留意してほしい」と気遣う。
趣味は、20年以上続けている筋トレとジョギング。「体力には自信がある」そうだ。
美術鑑賞やサッカー観戦にヨーロッパを訪れる一面も持つ、大分市出身の55歳。
略歴
昭和60年、北海道大学衛生工学科を卒業して、県職員に。
佐伯、大分、豊後大野、中津各土木事務所などに勤務。
前任の本庁道路建設課高速交通ネットワーク推進監兼観光・地域局交通政策課参事を経て、今年4月、現職。
久々に国東管内を回ってみて「ずいぶん道路整備が進んだ。まち並みは、市役所などが新しくなったが、特に大きな変化は感じない。ただ、予算の減少で事業量が少なくなった影響からか、当時いた地元建設業者さんがいなくなっていた」と複雑な表情。
地元業者には、なんとかして企業としての体制を保ってもらいたいと思っている。
「健全な体制維持には、安定的な受注確保が欠かせない。十分に応えられていないかもしれないが、お互い連携して知恵をしぼり、担い手の育成などにも尽力してほしい」と語った。
また「災害時の初動対応から復興に至るまで、一番頼りになるのは、地元の業者。何も起きなくてもいてもらわないと困る、市民の安心・安全を守るのに欠かせない存在だ」と語る。
当面の課題、事業について聞くと、「観光地巡りに利用されている、両子山周辺の山間部道路などに未改良区間が残っている。予算と調整しながらできるところから順次進めていきたい。主要事業である国東安岐線(下原工区)の道路改良は、今年度中に仮橋工事の着手を目指す。河川・砂防整備や法面対策、維持補修など、安全・安心の確保のための事業も着実に進めていく」と語った。
思い出に残るのは、スポーツ公園建設部勤務時に、国道197号大分南バイパス整備事業にたずさわったこと。
自身では初めての大型事業で、工事単体ではなく事業全体の工程を考えていくというマネジメントを学んだ。これが、後々手がけた事業で役立ったという。
職員には「若いからと無理や過信をせず、健康・家庭を第一にワークライフバランスを図るとともに、個々の仕事に対しては効率性や危機管理に留意してほしい」と気遣う。
趣味は、20年以上続けている筋トレとジョギング。「体力には自信がある」そうだ。
美術鑑賞やサッカー観戦にヨーロッパを訪れる一面も持つ、大分市出身の55歳。
略歴
昭和60年、北海道大学衛生工学科を卒業して、県職員に。
佐伯、大分、豊後大野、中津各土木事務所などに勤務。
前任の本庁道路建設課高速交通ネットワーク推進監兼観光・地域局交通政策課参事を経て、今年4月、現職。