大分建設新聞

インタビュー

髙橋 貴洋さん(㈱和髙組代表取締役)

2017年01月19日
 髙橋さんは野津高校卒業後、建設業に就職し、足場架設や造船工事など幅広い経験を積んだ。
そして、5年前の28歳の時、「このままではいけない。何かしなくては」という強い思いから独立を決意。
大分市横尾に会社を設立し、以来「まじめ」一筋で業務に励む。同社は足場架設、溶接・塗装などの造船工事、解体工事などを手掛ける。
 ことしで33歳になる髙橋さん。18~58歳までと幅広い年齢層の社員をまとめる。自分より年上の社員もおり、一人ひとりとのコミュニケーションをことさら大事にしている。
 仕事に臨む姿勢は厳しい。特に身だしなみは、社員に徹底して指導。
「仕事やお客様に対してまじめに向き合い、誠実に接することが何よりも大切。身だしなみを整え、礼儀正しく仕事をすることは、会社だけでなく業界全体のイメージアップにもつながる」と言う。
若手育成にも積極的に取り組んでおり、業務指導の前に、まず、社会人としてのマナーやあいさつ、振る舞いなど、基本的な部分を教育し、それから仕事の指導をする。
若手社員たちの資格取得のサポートにも熱心だ。
 足場架設は常に危険と背中合わせの作業だ。だから、安全管理も抜かりはない。
そして、整理整頓を心掛け、資材置き場は、清掃が行き届いた備品が細かく整理されている。道路に面した所に会社があるので、外部からの目にも注意を払う。
 仕事には厳しい髙橋さんだが、その人柄はいつも明るく、職場の雰囲気もアットホームそのもの。
仕事が終わると、コーヒー片手に話が盛り上がることも少なくない。仕事に対する姿勢とその人柄が、人を引き付ける髙橋さんの魅力でもある。
 話を聞いているときも、「とにかくまじめに」が、何度も出てきた。若くして独立した髙橋さんの仕事に対する決意と覚悟が感じられる。
「この業界に近道はない。お客様第一、安全第一に、まじめに仕事をして、信頼を積み重ねていくしかない」と表情を引き締めた。
 同社へのご用命は(℡097〈529〉7122)まで。



「まじめに」がモットーの髙橋さん
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