豊田 源太郎さん(宇佐土木事務所長)
2016年05月26日
県職員になって、初めての宇佐市赴任。管内を一回りして、「とても過ごしやすそう。広い平地部に整備された耕地と市街地が連なり、旧郡部は山地に囲まれた田園地域が中心。これらをつなぐ道路は骨格が概ね整備され、主要な河川も概ね整備が進んでいる、将来性豊かな地域。それでも通学路の安全確保や土砂災害危険箇所の対策、さらに老朽化した橋梁対策など、社会インフラの課題はまだまだ残されている」と印象を語った。
当面は、「まずはこれらの課題を計画的に事業化し、一つひとつ着実に改善していきたい。ただ28年度の国交省予算や県土木建築部予算も対前年比では横ばい。限られた予算で効率よく効果を出していかねばならない。事業の重要度合いを考えながら進めたい。また、宇佐市は、柳ヶ浦駅周辺の再整備事業などを検討している。県の関連では、中津高田線と既に事業化している宇佐本耶馬溪線の道路改良など、市と連携して効率よく進めたい」と語った。
建設業界とは、より一層の協力強化が必要と言う。
「中津土木に勤務していた24年の九州北部豪雨の際、中津市内の被災した方々と直接向き合って復旧に当たったが、災害の影響の大きさや重要性をあらためて痛感した。言うまでもないが、建設業界は、その社会インフラを支える産業。私どもとは、いわば表裏一体の関係で、無くてはならない存在。昨今の人手不足など課題も多く、建設業を取り巻く情勢は大変厳しいが、労働環境改善のため年間を通して工事量を偏らせないよう平準化などに努力している。共に頑張っていただきたい」と期待を寄せた。
趣味は「ゴルフの上達のために始めたジョギングだったが、走るのが楽しくなり、最近は秋から春にかけて県内外の様々なマラソン大会に参加している。現在単身赴任中で、市内のジョギングコースをいろいろ探索中」とか。
略歴
昭和60年、広島大学を卒業して県職員に。道路課を振り出しに、中津土木事務所建設課長、中津日田道路建設室長、建設政策課企画調整監を経て、今年4月、現職。53歳。
当面は、「まずはこれらの課題を計画的に事業化し、一つひとつ着実に改善していきたい。ただ28年度の国交省予算や県土木建築部予算も対前年比では横ばい。限られた予算で効率よく効果を出していかねばならない。事業の重要度合いを考えながら進めたい。また、宇佐市は、柳ヶ浦駅周辺の再整備事業などを検討している。県の関連では、中津高田線と既に事業化している宇佐本耶馬溪線の道路改良など、市と連携して効率よく進めたい」と語った。
建設業界とは、より一層の協力強化が必要と言う。
「中津土木に勤務していた24年の九州北部豪雨の際、中津市内の被災した方々と直接向き合って復旧に当たったが、災害の影響の大きさや重要性をあらためて痛感した。言うまでもないが、建設業界は、その社会インフラを支える産業。私どもとは、いわば表裏一体の関係で、無くてはならない存在。昨今の人手不足など課題も多く、建設業を取り巻く情勢は大変厳しいが、労働環境改善のため年間を通して工事量を偏らせないよう平準化などに努力している。共に頑張っていただきたい」と期待を寄せた。
趣味は「ゴルフの上達のために始めたジョギングだったが、走るのが楽しくなり、最近は秋から春にかけて県内外の様々なマラソン大会に参加している。現在単身赴任中で、市内のジョギングコースをいろいろ探索中」とか。
略歴
昭和60年、広島大学を卒業して県職員に。道路課を振り出しに、中津土木事務所建設課長、中津日田道路建設室長、建設政策課企画調整監を経て、今年4月、現職。53歳。