小野 洋介さん(県北部振興局長)
2015年07月03日
「北部地域では、中津農業改良普及所に2年、中津下毛地方振興局に3年、宇佐の農業技術センターに6年勤務した。出先の中では最も長く勤めた地域で、今回で4回目。しかし、北部振興局の管内は広く、なじみのある地域もあれば、そうでない所も多い。まずは、地域をよく知らないといけないので、できるだけ多くの現場を回りたい」と、精力的に地域まわりをしているところ。
振興局の運営方針と課題については、「北部地域は、農林水産業や商工業、観光などポテンシャルが高い。特に農業は、県内最大の穀倉地帯で、米麦をはじめ野菜、果樹、畜産などそれぞれに特徴的な産地形成が出来ている。25年末に、国が『農林水産業・地域の活力創造プラン』を決定して以降、農林水産業は大きな変革のときに差しかかっていると考えており、合わせてTPPの動向も注視していく必要がある」と話す。
観光面では「名勝耶馬溪に代表される豊かな自然環境や宇佐神宮、富貴寺などの文化遺産が豊富にあり、近年は、一昨年の世界農業遺産への認定や豊の国千年ロマン観光圏の認定など観光振興を後押しする取り組みも始まっている。しかし、まだ課題は多く、観光客の誘客をさらに進めるための魅力あるプラン作りや県内外へのPR活動、観光による地域経済浮揚対策など、取り組むことは多い。各市と連携しながら取り組んでいきたい」と話す。
建設業界については「地域の社会資本整備の重要な担い手であり、防災や災害復旧はもちろん地域の発展に欠かすことの出来ない存在。今後は、農林漁業の効率的な生産基盤整備や農業など施設の老朽化対策を進めなければならない。業界に期待するところは大きい」と協力を求めた。
趣味は体を動かすことで、40代から始めたテニスを週に1回、大分市内のテニススクールに通い健康管理やストレス発散を兼ねて続けている」そうだ。
略歴
昭和55年に山口大学を卒業して、県職員に。竹田農業改良普及所を振り出しに、豊肥振興局農山村振興部長、集落営農・水田対策室長を経て、今年5月現職。57歳。
振興局の運営方針と課題については、「北部地域は、農林水産業や商工業、観光などポテンシャルが高い。特に農業は、県内最大の穀倉地帯で、米麦をはじめ野菜、果樹、畜産などそれぞれに特徴的な産地形成が出来ている。25年末に、国が『農林水産業・地域の活力創造プラン』を決定して以降、農林水産業は大きな変革のときに差しかかっていると考えており、合わせてTPPの動向も注視していく必要がある」と話す。
観光面では「名勝耶馬溪に代表される豊かな自然環境や宇佐神宮、富貴寺などの文化遺産が豊富にあり、近年は、一昨年の世界農業遺産への認定や豊の国千年ロマン観光圏の認定など観光振興を後押しする取り組みも始まっている。しかし、まだ課題は多く、観光客の誘客をさらに進めるための魅力あるプラン作りや県内外へのPR活動、観光による地域経済浮揚対策など、取り組むことは多い。各市と連携しながら取り組んでいきたい」と話す。
建設業界については「地域の社会資本整備の重要な担い手であり、防災や災害復旧はもちろん地域の発展に欠かすことの出来ない存在。今後は、農林漁業の効率的な生産基盤整備や農業など施設の老朽化対策を進めなければならない。業界に期待するところは大きい」と協力を求めた。
趣味は体を動かすことで、40代から始めたテニスを週に1回、大分市内のテニススクールに通い健康管理やストレス発散を兼ねて続けている」そうだ。
略歴
昭和55年に山口大学を卒業して、県職員に。竹田農業改良普及所を振り出しに、豊肥振興局農山村振興部長、集落営農・水田対策室長を経て、今年5月現職。57歳。