大分建設新聞

インタビュー

新名 公明さん(新名緑化社長)

2014年04月29日
 本業の造園業のほか、自動車整備工場なども経営する(有)新名緑化。大分市三佐の事業本部は、一見自動車工場のようだ。  新名さんは、造園業の資格はもちろん、自動車整備士2級など、国家資格や様々な資格を約70も持つ。手先が器用で、事業本部の建物も自分で建てた。  さらに篠笛作りの名人で、社長室には何本もの笛が置かれており、地元の海原天満社のお祭りで、山車に乗る子どもたちが吹くという。笛の吹き方なども新名さんが指導する。今は、山車に乗る子どもたちや付添人用の荷物やジュースなどを積んで一緒に山車と歩けるよう、ミニチュアの山車を作成している最中だ。  同社は、公園緑化、造園土木、プラント緑化などを手がける緑化事業部、プラント産業洗浄などをするエンジニアリング事業部、自動車の販売や整備をする車両管理部があり、各事業部に専属の技術者、責任者を置いている。社員総数は約30人で、それぞれの専門分野で汗を流す。所属する県造園建設業協会のボランティア活動などにも積極的に参加している。  同社では、毎年恒例の自社所有の大型バスで行く、社員旅行があるそうだ。社長自らハンドルを握る。九州、四国、中国地方の名所は、ほとんど行ったという。社員の中に大型免許所有者が多数いるため交代で運転ができるなど、自社でなんでもまかなう。  間もなく、海原天満社の祭りが始まる。「お祭り参加は、今年で最後。来年からは運営側にまわって、祭りの後継者を育てたい」と笑顔で話す。  造園全般、産業洗浄などの相談は同社(097〈503〉7530)、新車、中古車販売、車検などは、車両管理部「GUEST」まで。


篠笛作りでも名人の新名公明さん

取材依頼はこちら
環境測定センター
arrow_drop_up
TOP