大分建設新聞

インタビュー

小池 幸一 さん(大輝電設(株)社長)

2007年11月24日
 4月17日に新社長に就任したばかり。「まずは、先代がこれまでやってきたことをスムーズに引き継いでいきたいですね。それから徐々に若手の育成によるシステム変更が出来ればと考えています」と抱負。前社長のやり方を踏襲しながら、新しい風を吹き込んでいく。慎重な中にも、進取の気概が見てとれる。  経営戦略をうかがうと、「わが社の経営方針でもある、『顧客満足度の向上』『顧客、法規制双方の要求事項を遵守することの重要性を全社員に周知徹底』『品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善』の3点を第一に考え、大きな会社にはない機動力を武器に、お客様のニーズに応えられるようにしたい。それに、従業員が生活向上を目指せる会社づくりですね」と、顧客だけでなく、従業員への気配りも忘れない。  ご多分にもれずこの業界も、取り巻く環境は厳しい。どう対応していく?。 「下請けの比率が少なく、公共工事の比率が高いため、公共事業が縮小している現状は非常に厳しいですね。今まで以上にお客様に直結してこの状況をなんとか乗り切っていきたい。もう一つは、新規事業に進出して経営に幅を持たせ、安定させたいと考えています。現在、いろいろと検討している段階で、まだはっきり決まってませんが早急にやりたいですね」と目を輝かせた。  趣味はマウンテンバイク。休日は、門司や萩の方に出かけサイクリング仲間とツーリングで汗を流している。  大分市碩田町の自宅で、奥様と子供2人の4人暮らし。昭和36年3月22日生まれ。




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