大分建設新聞

インタビュー

(株)山村電設工業取締役 山村 いづみさん(豊後大野市)

2007年11月16日
 「女の人は花に目がなく、特に美しいバラは女性の心をつかんで放さない…」。豊後大野市三重町内田で電気・管工事業を主に手がける同社。市場にあった事務所を現在の内田に移転して以来8年間、社屋前面でバラを育てている。バラと聞いただけで高貴なイメージが浮かぶが「そんなこともないんですよ」と気さくに話してくれたのは、奥さんの山村いづみさん。  社屋の前がバラの花いっぱいの会社は、そうざらにはあるまい。「通りがかりの人だけでなく、遠方からもわざわざこのバラを見に来て下さるので、やっぱり手を抜けませんね。この時期、バラを通じてのそんな出会いも楽しみなんですよ」と、本当に嬉しそう。  バラは、アンジェラ、木香バラ、バレリーナなど5~6種類。時期は、種類にもよるが四月中旬から六月中旬頃までで、・の時期がまさに見ごろ。正直、あまり花に興味のなかった記者も、「お~、これはなかなか良いな!」と感じ入り、つい普段の取材よりも多めに写真を撮っていた。  「花は生き物。世話が大変ではないですか?」と尋ねたら、「栽培を始めてから七~八年の株ですが、毎年きれいな花が咲きます。その中で特に注意していることは、虫から木を守るために消毒を欠かさないことですね。もちろん油カスなどの肥料をあげることも重要です」と山村さん。  よそのバラを見るのも楽しみ。「先日、豊前市を訪れたおり、バラ園を見て回りましたが、種類も多くつい見入ってしまいました。これからも家族、社員同様、大切に育てていこうと思います」とニッコリ。  笑顔をいつも絶やさない、清楚な印象をも受ける山村さん。バラをこよなく愛する素敵な奥さんでした。




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