大分建設新聞

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「甘太くん」広域選果場完成 臼杵市で竣工式〈JAおおいた〉無料

行事・講習会・表彰県南地区
2026年04月13日
 県農業協同組合(麻生俊之輔会長)が臼杵市の旧野津高校跡地グラウンドに建設していた『JAおおいた かんしょ「甘太くん」広域選果場』が完成し、9日、現地で竣工式があった。同組合をはじめ、全国農業協同組合連合会県本部、佐藤樹一郎知事、西岡隆市長、生産者代表、工事関係者ら約80人が出席。神事で関係者らが玉串をささげ、竣工を祝った。
 新選果場はS造平屋2523・5平方㍍。設計管理を全国農業協同組合連合会九州広域施設事務所、建築を松井組・旭産業建設共同企業体、選果設備などをヤンマーグリーンシステム㈱、水源工事を㈲藤本工業(別府市)がそれぞれ請け負った。総事業費は約12億2600万円。国の新基本計画実装・農業構造転換支援事業の補助を活用した。
 特殊加工でコーティングされたブラシによる泡洗浄により、かんしょへの傷付きを防止。また高性能カメラの設置により、統一された規格での選別が可能となり、品質規格などのバラつきを防ぐ。日量処理は約14㌧から約30㌧へ、年間で約2250㌧から約2850㌧へと向上するほか、選果作業日数は約140日から約70日と50%短縮できる。
 神事後の主催者代表あいさつで麻生会長は、県内各地で栽培された「甘太くん」を集約し、効率的な選果・出荷の実施と品質の均一化を目的に整備を進めてきた経緯を説明。「本選果場の稼働により、これまで以上に多くの皆さま方にお届けできると確信している。また高品質な農産物の安定供給を実現することにより地域農業の競争力強化、持続的な発展に寄与していきたい」と述べた。
 建設に関わった㈱松井組、旭産業㈱、藤本工業などの各社に、県農業協同組合の平間悟代表理事理事長から感謝状が贈呈された。
 新選果場の本格稼働は本年度産の「甘太くん」が出荷を迎える11月を予定している。
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