大分建設新聞

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大工生がBIM/CIM体験 産官学連携による授業無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2026年01月28日
 大分工業高校(江口哲治校長)は先に、佐伯河川国道事務所、友岡建設㈱との共催で、「現場で実際にふれるBIM/CIM体験」を行った。将来の建設業界を担う若者たちに、ARを使って完成イメージをタブレットで確認するなど、BIM/CIM活用への理解を深めてもらうのが目的。土木科3年生の3DCAD研究班の8人のほか、関係者ら約20人が参加した。
 産学官連携組織のBUILD OITA(ビルド大分、おおいた建設人材共育ネットワーク)の佐藤啓治アドバイザーが、「大切なのはみんなが一つになって建設業界を盛り上げてくれること。バックアップしていただく皆さんには若い人材を受け入れる場になってくれれば」とあいさつ。
 同校で課題研究を受け持つ田本哲也非常勤講師が、「BIM/CIMの目的と概要」と題し講話。今回の体験会では▽BIM/CIMは思っているより簡単▽さまざまな人材が活躍できる場である▽まず行動することが大事―という3点を強調した上で、「現場で活用される生きたBIM/CIMを体験してほしい」と話した。
 続いて「現場での活用事例」についての説明があり、友岡建設土木部の甲斐裕基係長から、「大分57号上鹿口地区道路改良(その12)工事」について、同社矢須田生市専務から「同(その16)工事」についての説明を聞いた。
 参加者は工事現場に移動し、その12工事ではボックスカルバート工、その16工事では本線とCランプのり面工を見学。AR体験では、タブレット端末を使って施工前の現場と完成イメージを重ねる技術などを体験した。
 感想発表では生徒から「現場の動きを見るよい機会になった」などの声が出た。また同社の担当者からは「皆さんの驚きの声が印象に残った。明るい未来に向かって頑張ってほしい」、同事務所からは「われわれ土木技術者も建設業界を盛り上げていきたい」などの声があった。
 最後に生徒代表の後藤龍之介さんが「授業でBIM/CIMを勉強してきたが、実際の工事現場を見るのは初めてでさらに理解が深まった。早く建設業界に入って活躍したい」とお礼の言葉を述べた。
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