大分建設新聞

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第一種電気工事士に合格 楊志館高・3年生5人無料

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2026年01月27日
 楊志館高校工業科マルチエンジニアコース3年生の西木場紘一さん、土居蓮さん、永野陽輝さん、林優作さん、金丸晴陽さんの5人は、高校生にとっては難関資格の「第一種電気工事士」に見事合格した。5人とも事前に第二種を習得せず、一発で第一種の資格を取った。
 電気工事士の第一種は、500㌔㍗未満の工場やビルなど大きな電気設備の工事ができる資格。第二種は、工業系高校生や専門学生など、これから電気工事業界に就職を目指す受験者が多いが、第一種はすでに電気工事に従事している人が多く、実務経験のない現役高校生には難度が高い資格とされる。
 5人は電気関係を専門に学ぶ生徒ではない。1・2年生時に電気工事士のほか、機械加工、メカトロ、自動車工学などを幅広く学び、3年生時に将来を見据え、機械加工、総合工作、メカトロ、自動車(塗装)、プロダクトデザインの中から専攻(ブース)を選択して学んできた。
 5人は野田隆文非常勤講師から指導を受け、野田講師が作った教材を使うなどして猛勉強で合格を勝ち取った。資格試験の勉強は2年生を終える3月から始め、実技は学校で学び、学科は家で過去問題などを中心に勉強をした。5人とも試験では実技の複線結線図作成に苦労したという。
 西木場さん(工業系大学へ進学予定)は「野田先生や先輩から誘われ試験に臨んだ。人が住みやすい家を造る住宅建築に携わりたい」、土居さん(工業系短大へ進学予定)は「将来役立つと聞き、資格を取った。電気の配線などをもっとしてみたい」、永野さん(工業系ではない会社へ就職予定)は「何か資格を持ちたいと思い受験した」、林さん(電気工事会社に就職予定)は「小さいころから電気に興味があった。困っている人を助けていきたい」、金丸さん(工業系大学へ進学予定)は「カフェを将来経営したいので、自分で設計したい」と、それぞれ夢などを語っている。
 野田講師は「自学と補修のみで合格を勝ち取ってくれた。よく頑張ったと褒めたい。これからもそれぞれの道で活躍してほしい」と、5人の飛躍に期待を寄せている。
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