九州地方整備局（垣下禎裕局長）は18日、道路協力団体指定に向け、活動団体の募集を始めた。
　公募に関する詳細は大分河川国道事務所（℡０９７〈５４４〉４１６７）、佐伯河川国道事務所（℡０９７２〈22〉１８８０）のホームページに掲載しているほか、事前相談も随時受け付けている。
　国土交通省は、道路の身近な課題の解消や利用者のニーズへのきめ細やかな対応などに自発的に取り組む民間団体を支援し、地域の実情に応じた道路管理の充実を図る目的で「道路協力団体」の制度を２０１６年４月に創設。
　指定されると道路占用許可が簡素化されるほか、道路管理の活動に使う目的の収益活動が可能となる。
　業務内容は次の通り。
▽道路管理者に協力して道路に関する工事または道路の維持＝道路の清掃、花壇整備など
▽安全かつ円滑な交通の確保または通行者もしくは利用者の利便に資する工作物、物件もしくは施設または脱炭素化施設などの設置・管理＝歩行者の通行注意看板、案内板、街灯など道路の安全かつ円滑な交通の確保に資するもの、トンネル上、高架下などの自動車駐車場および自転車駐車場、道路の路面に設ける自転車、原付、小型自動車などの駐車に要する器具、広告塔または看板で良好な景観の形成または風致の維持に寄与するもの、標識またはベンチもしくはその上屋、街灯など、オープンカフェなどの食事・購買施設など、道路に関連したイベント開催に要する機材など、道路に関するイベントの看板、ベンチ、露店など、太陽光発電設備やシェアサイクル器具など
▽道路の不具合箇所や不法占用物の発見と道路管理者への通報
▽道路管理に関する調査研究
▽道路の管理に関する知識の普及と啓発。