大分建設新聞

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配水施設、かん水方法学ぶ 日田地区で現地研修会〈県畑かん推進協〉無料

行事・講習会・表彰久大地区
2025年11月21日
 県内1市7土地改良区(水利組合含む)で構成される県畑地かんがい施設対策推進協議会(小山一善会長、須ノ原土地改良区理事長)は14日、須ノ原土地改良区と日田市土地改良区管内で施設の現状と抱える課題について話し合う現地研修会をした。
 会員が、ナシとハクサイなどの畑地かんがいの現状を現地で研修することで課題解決と畑作振興につなげるのが目的。
 研修会には21人が参加。小山会長は「今、新規就農者を受け入れるためにそれぞれの改良区はパイプラインを整備し良い農地を提供する義務がある。今年度も共通する問題を県に要請する」とあいさつ。
 須ノ原土地改良区は、県西部振興局の諌元伸宏農林基盤部長が「幹線パイプラインの改修を完了し支線を下流側から順次改修しており、併せて来年度は2号揚水機のポンプ改修を約1億7000万円かけて行う予定だ」と説明。
 また、生産者の梶原浩之さんがスプリンクラーによるナシのかん水方法を、梶原真悟さんがハクサイの畑地かんがいをそれぞれ話した。
 日田市土地改良区では、生産者の用松智幸さんがかん水チューブやレインガンによるハクサイへのかんがいを説明したほか、生産者は「今年は猛暑で雨が少なかったので、効率よくかん水するためにタイミングや量を工夫した」と述べた。
 参加者は、量水器の管理方法やレインガンは目詰まりしないか―など質問していた。
 最後にナシの選果場を視察して、大玉の晩三吉の包装など出荷作業を見学した。
 ◇須ノ原土地改良区の概要
▽1976年12月8日設立、組合員数160人、受益面積108・6㌶
▽主要作物=ナシ37㌶、スイカ19㌶、ハクサイ19㌶、クリ10㌶など
▽主要施設=パイプライン送水管(5954㍍)、配水管(1万9125㍍)、陸上ポンプ4台、水中ポンプ4台、加圧ポンプ2台
 ◇日田市土地改良区の概要
▽2005年1月4日(市中心部の8土地改良区が合併)設立、組合員数1541人、受益面積443・6㌶
▽主要作物=ナシ、スイカ、ハクサイなどの畑作約254㌶、水稲約190㌶
▽主要施設=千倉ダム(総貯水量56万7000立方㍍、堤高22㍍、堤長94・5㍍、堤頂幅7㍍)、三和調整池(貯水量1万2000立方㍍)、ボーリング揚水機場2カ所。
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