大分工業高校の土木科２年生76人は13・14日の両日、県内36の事業所に分かれてインターンシップに参加した。就職後の企業イメージを深め、進路決定の一助にするためのさまざまな体験をした。
　㈱センコー企画（大分市）でのインターンシップでは、13日に七瀬川河川敷などでドローン操作や堤防管理など現場作業を体験。14日は宗方の国道４４２号で光波測量機器の指導を受けたほか、下水工事現場などを見学した。
　参加した甲斐柚葵さん、川野広翔さん、後藤陽仁さんは「実習でドローンや最新機器に触れる体験ができた」「将来については未定だが、現場実習は自分にとって有意義な経験だった」「現場は女性に配慮があって安心感を持った」などと感想を話した。
　センコー企画の柴田直樹現場主任は「体験を通じてさらに業界への興味を持ってもらい、進路決定に生かしてほしい」と期待を寄せた。
　インターンシップの受け入れ事業所は、国土交通省大分河川国道事務所、大分県大分土木事務所、大分市役所道路建設課、大分市役所水道局、別府市役所都市計画課、宇佐市役所建設水道部、由布市役所建設課、大分県土地改良事業団体連合会、朝日工業テクノス㈱、㈱安東建設、梅林建設㈱、角栄建設工業㈱、後藤建設㈱、㈱佐伯建設、佐藤土木㈱、柴田建設㈱、新成建設㈱、㈱センコー企画、宮脇建設㈱、西日本土木㈱、㈱日建総合建設、日伸建設工業㈱、㈱平和建設、三浦国土建設㈱、竜伸建設工業㈱、㈱ダイユウ建設、㈱エムズプランニング、㈱菅組、㈱九州建設マネジメントセンター大分支店、㈱日技、東亜コンサルタント㈱、㈱コイシ、㈱日建コンサルタント、㈱ティー・シージャパン、㈱東九、鹿島道路㈱大分営業所―の36事業所。