県内の鶴崎工業、国東、中津東の３高校でこのほど、３日間のインターンシップ（現場実習）があった。
　国東高校環境土木科２年生17人は、大建協国東支部などの協力で21日から３日間行った。実習に先立ち、14日に同校で企業などの担当者が出席し事前打ち合わせをした。
　㈱財前組には福永美海さんと有松華月さんの２人が訪問。初日は現場で施工状況を見学し、２日目は現場見学とレベルや光波の学習をした。最終日は、国東町成仏の河川災害復旧現場で、同校出身の本田聖七さんの指導を受けながら、測量の実習などをした。
　福永さんは「現場作業などを見ることができ、とても勉強になった。将来は県内の建設会社への就職を考えている」、有松さんは「学校では経験できないこともあり、土木はすごいなと感じた。県内か県外かは分からないが土木の道に進みたい」とそれぞれ話した。
　協力した支部会員などは㈲双国建設、国見興産㈲、豊栄建設㈱、㈲廣瀬建設、㈱財前組、九豊コンサルタント㈱、佐藤建設㈱、㈱別所商事、㈱後藤組、国東土木事務所、国東市役所、日伸建設工業㈱―の12者。