大分建設新聞

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最先端の技術を学ぶ 安全施設協が講習会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2025年09月30日
 県安全施設業協会は9月26日、大分市内で2025年度技術講習会を開いた。会員企業をはじめ、県・市町の職員、各メーカーから約140人が参加した。
 藤島智彦会長が各講師を紹介し、「しっかり勉強して、今後の品質確保に努めてほしい。これから忙しい時期になるが安全第一で作業を」とあいさつ。
 講演では、宮川興業㈱の石井和夫専務と仲澤勝行事業開発部次長が「AIによる区画線、付属物の点検」、県警交通部の平川太一支援・指導係長が「近年の交通規制など」、日之出水道機器㈱九州支店の川上貴大市場開発チーム担当マネージャーが「道路環境の安全対策・鋳鉄製基礎など」、信号機材㈱西日本支社の本田隆志九州営業所課長が「路面標示・踏切道内誘導表示など」と題して、それぞれ講話。
 特に「AIによる区画線、付属物の点検」では、近年急速に普及する自動運転には区画線が必要不可欠とされ、車に搭載している車載カメラの区画線検知率が大きく低下するのは区画線の剥離率が60%とされた。
 自動運転先進国のアメリカでは、区画線の認識率を上げるためさまざまな工夫がされているとし、区画線の剥離率の調査するためにAIを活用した調査の仕方、全国の区画線の状況などの説明があった。
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