5社をくるみん認定 仕事と子育てを大切に〈大分労働局〉無料
行事・講習会・表彰県内全域
2025年09月26日
大分労働局(秋山雅紀局長)は先に、同局で、西日本電線㈱ら5社にくるみん認定の企業認定通知書を交付した。
秋山局長は「くるみん認定の取得は、子育てを行う従業員の満足度の向上につながり、優秀な人材の確保・定着につながる。労働局としても子育て支援や働き方改革に取り組む企業を引き続き支援する」とあいさつ。
高山組の高山社長は「働き方改革を進めるための指針として、くるみん認定を目指した。取得することで社員に有給取得が必要だ―などの意識が高まった」と述べた。
各社の取り組み概要は次の通り。
◇プラチナくるみん
▽西日本電線(大分市、新間俊夫社長)=社員335人(女性42、男性293人)で行動計画期間は2021年1月1日から25年3月31日。育児休業取得実績は、女性社員3人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、配偶者が出産した男性社員32人のうち15人が育児休業を取得(取得率46・8%)
◇くるみんプラス
▽高山組(竹田市、高山茂明社長)=社員46人(女性4人、男性42人)で行動計画期間は23年5月1日から25年4月30日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、配偶者が出産した男性社員1人が育児休業を取得(取得率100%)
◇くるみん
▽西日本コンサルタント(大分市、帆足渉社長)=社員107人(女性25人、男性82人)で行動計画期間は22年10月18日から25年3月31日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%〈期間中に出産した女性社員がいないため、労働者数300人以下の一般事業主向け特例を適用〉)し、配偶者が出産した男性社員6人のうち1人が育児休業を取得(取得率16%)
▽大洋(大分市、堺崇社長)=社員9人(女性3人、男性6人)で行動計画期間は23年5月1日から25年4月30日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、配偶者が出産した男性社員1人が育児休業を取得した(取得率100%〈期間中に配偶者が出産した社員がいないため、労働者数300人以下の一般事業主向け特例を適用〉)
▽三浦国土建設(大分市、三浦宏之社長)=社員36人(女性12人、男性24人)で行動計画期間は22年9月1日から25年6月30日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、男性社員3人が子どもの看護休暇を取得(労働者数300人以下の一般事業主向け特例を適用)した。
【メモ】くるみん認定=厚生労働省が仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業を評価し、認定する制度。男性の育児休業等取得率が育児休業50%以上又は育児休業と育児目的休暇 70%以上を達成するとプラチナくるみん認定となる。くるみんプラス認定は不妊治療と仕事の両立に取り組む企業に与えられる。
秋山局長は「くるみん認定の取得は、子育てを行う従業員の満足度の向上につながり、優秀な人材の確保・定着につながる。労働局としても子育て支援や働き方改革に取り組む企業を引き続き支援する」とあいさつ。
高山組の高山社長は「働き方改革を進めるための指針として、くるみん認定を目指した。取得することで社員に有給取得が必要だ―などの意識が高まった」と述べた。
各社の取り組み概要は次の通り。
◇プラチナくるみん
▽西日本電線(大分市、新間俊夫社長)=社員335人(女性42、男性293人)で行動計画期間は2021年1月1日から25年3月31日。育児休業取得実績は、女性社員3人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、配偶者が出産した男性社員32人のうち15人が育児休業を取得(取得率46・8%)
◇くるみんプラス
▽高山組(竹田市、高山茂明社長)=社員46人(女性4人、男性42人)で行動計画期間は23年5月1日から25年4月30日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、配偶者が出産した男性社員1人が育児休業を取得(取得率100%)
◇くるみん
▽西日本コンサルタント(大分市、帆足渉社長)=社員107人(女性25人、男性82人)で行動計画期間は22年10月18日から25年3月31日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%〈期間中に出産した女性社員がいないため、労働者数300人以下の一般事業主向け特例を適用〉)し、配偶者が出産した男性社員6人のうち1人が育児休業を取得(取得率16%)
▽大洋(大分市、堺崇社長)=社員9人(女性3人、男性6人)で行動計画期間は23年5月1日から25年4月30日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、配偶者が出産した男性社員1人が育児休業を取得した(取得率100%〈期間中に配偶者が出産した社員がいないため、労働者数300人以下の一般事業主向け特例を適用〉)
▽三浦国土建設(大分市、三浦宏之社長)=社員36人(女性12人、男性24人)で行動計画期間は22年9月1日から25年6月30日。育児休業取得実績は、女性社員1人が出産して育児休業を取得(取得率100%)し、男性社員3人が子どもの看護休暇を取得(労働者数300人以下の一般事業主向け特例を適用)した。
【メモ】くるみん認定=厚生労働省が仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業を評価し、認定する制度。男性の育児休業等取得率が育児休業50%以上又は育児休業と育児目的休暇 70%以上を達成するとプラチナくるみん認定となる。くるみんプラス認定は不妊治療と仕事の両立に取り組む企業に与えられる。