トンネル工事が身近に 中学生対象に教室〈日田土木〉無料
行事・講習会・表彰久大地区
2025年09月19日
日田土木事務所は15日、中学生を対象にした土木未来教室を開催し、日田山国道路1号トンネルの建設現場見学会を行った。県中学校文化連盟主催の理科講座の一環で、豊後高田市、宇佐市、佐伯市、大分市から生徒17人が参加した。
午前は、日田市夜明の九州電力の水力発電所を訪問し、ダムによる発電の仕組みなどの説明を受けた。午後からは、日田山国道路1号トンネルの工事現場でトンネル施工の仕組みを学んだ。
見学会では、日田土木事務所中津日田道路室の山下祐弥主任が、事業の概要や見学対象となる1号トンネルの構造、工事の進め方などを解説。中学生たちは防護具を着けて坑内に入り、日田1号トンネル作業所の東田通弘所長から坑内設備や重機の説明を受け、普段立ち入ることのできない現場を間近で見学した。見学後は、発破の瞬間の様子をモニターで確認。爆破時の衝撃や掘削の様子に驚きの声を上げながら熱心に質問していた。
見学会の後半では、水処理の実験や、トンネル周辺の地盤を固める薬剤の効果を確認する実験も行われ、理科の知識と土木技術が現場で密接に結び付いていることを体感した。
最後に生徒代表が「理科の授業で学ぶ内容が実際の工事現場で活用されていると知ることができて良かった」と感謝の言葉を述べた。
中津日田道路建設室の楠野貴大室長は「普段見ることのできない発破など生の現場を見ることで建設業の魅力に気付いてもらい、興味を持ってもらえるとうれしい」と語った。
午前は、日田市夜明の九州電力の水力発電所を訪問し、ダムによる発電の仕組みなどの説明を受けた。午後からは、日田山国道路1号トンネルの工事現場でトンネル施工の仕組みを学んだ。
見学会では、日田土木事務所中津日田道路室の山下祐弥主任が、事業の概要や見学対象となる1号トンネルの構造、工事の進め方などを解説。中学生たちは防護具を着けて坑内に入り、日田1号トンネル作業所の東田通弘所長から坑内設備や重機の説明を受け、普段立ち入ることのできない現場を間近で見学した。見学後は、発破の瞬間の様子をモニターで確認。爆破時の衝撃や掘削の様子に驚きの声を上げながら熱心に質問していた。
見学会の後半では、水処理の実験や、トンネル周辺の地盤を固める薬剤の効果を確認する実験も行われ、理科の知識と土木技術が現場で密接に結び付いていることを体感した。
最後に生徒代表が「理科の授業で学ぶ内容が実際の工事現場で活用されていると知ることができて良かった」と感謝の言葉を述べた。
中津日田道路建設室の楠野貴大室長は「普段見ることのできない発破など生の現場を見ることで建設業の魅力に気付いてもらい、興味を持ってもらえるとうれしい」と語った。