大分建設新聞

ニュース記事

坊ガツルで輪地切り 九電みらい財団ら無料

社会貢献・人材育成豊肥地区
2025年09月02日
 九電みらい財団(宍道亮代表理事、九州電力㈱地域共生本部総務部長)は先に、竹田市久住町の坊ガツル湿原で、来年3月に予定されている野焼きのための防火帯をつくる輪地切り作業をした。
 この活動は、九州電力大分支店と地元団体、企業および行政で設立した「坊ガツル野焼き実行委員会」が、1999年から取り組むボランティア活動。九電みらい財団は、2016年から同委員会の事務局を務めている。坊ガツル湿原はくじゅう連山のほぼ中央に位置し、貴重な高山植物が自生する、国際的に重要な湿原としてラムサール条約に登録されている。
 当日は、環境省、竹田市、くじゅうの自然を守る会、九電グループの従業員や家族ら152人が参加。参加者は5班に分かれ、約2時間かけて、湿原の周囲約4㌔を草刈機で刈ったり、刈った草をまとめたりするなどして輪地切りを設置した。
 坊ガツル湿原では、9月中旬に輪地焼きを実施し、来年3月には野焼き(本焼き)が予定されている。
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