ICTで生産性向上へ 日伸建設工業が見学会無料
行事・講習会・表彰別国地区
2025年08月07日
舗装・土木工事でICT施工を積極的に取り入れている、日伸建設工業㈱(杵築市、大庭浩司社長)は5日、同社が実施している杵築市狩宿の舗装新設現場で、行政職員向けにICT施工現場見学会を開いた。
同社は、5年ほど前からICT施工に取り組んでいる。発注者にICT施工の知識を一層深めてもらう目的で8回目となる見学会に、別府・国東土木事務所、別府・杵築市役所から22人が参加した。
初めに、奈狩江地区コミュニティセンターで同社の大庭由里衣現場代理人が、3次元測量から3次元データの納品まで5プロセスの全てにおいて、ICTを活用しているとして保有するICT機器を紹介。
続いて、ICT推進室の清水健人さんと大庭現場代理人が、映像で各プロセスを詳しく説明し▽路盤施工で高さ検測人数が3人から1人に▽道路測量で8時間削減▽道路施工で2時間削減―となり、生産性が向上したと強調した。今後は、▽舗装新設以外の舗装補修にもICTを活用▽ICT切削機で切削オーバーレイ工事を施工▽レーザースキャナーを用いた出来形管理の精度向上▽ICT施工を土木工事で実施―などを展開するとした。
座学終了後は、施工現場を見学してICTの知識を深めた。
大庭現場代理人は「行政職員もICT施工への意識が高い。私たちも自社の精度向上に取り組みながら行政職員や各社に、ICTによる生産性向上を広めたい」と話していた。
同社は、5年ほど前からICT施工に取り組んでいる。発注者にICT施工の知識を一層深めてもらう目的で8回目となる見学会に、別府・国東土木事務所、別府・杵築市役所から22人が参加した。
初めに、奈狩江地区コミュニティセンターで同社の大庭由里衣現場代理人が、3次元測量から3次元データの納品まで5プロセスの全てにおいて、ICTを活用しているとして保有するICT機器を紹介。
続いて、ICT推進室の清水健人さんと大庭現場代理人が、映像で各プロセスを詳しく説明し▽路盤施工で高さ検測人数が3人から1人に▽道路測量で8時間削減▽道路施工で2時間削減―となり、生産性が向上したと強調した。今後は、▽舗装新設以外の舗装補修にもICTを活用▽ICT切削機で切削オーバーレイ工事を施工▽レーザースキャナーを用いた出来形管理の精度向上▽ICT施工を土木工事で実施―などを展開するとした。
座学終了後は、施工現場を見学してICTの知識を深めた。
大庭現場代理人は「行政職員もICT施工への意識が高い。私たちも自社の精度向上に取り組みながら行政職員や各社に、ICTによる生産性向上を広めたい」と話していた。