大分建設新聞

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熱中症者数は1・7万人 6月は命に関わる暑さ無料

行政・統計・データ全国・県外
2025年08月04日
 消防庁によると、6月に熱中症で救急搬送された人は1万7229人で、調査を開始した2010年以降、最も多い搬送人員となった。6月の平均気温は、気象庁が統計を開始した1898年以降、最も高く、厳しい暑さが続いたことが原因と見られる。
 救急搬送された熱中症患者のうち、道路工事現場や工場、作業所などの仕事場で熱中症になった人は、全体の9%となる1545人。前年同月と比べて、133・7%増となっている。
 道路工事現場などの仕事場での搬送人員数を都道府県別に見ると、愛知県が144人と最も多い。千葉県の98人、埼玉県の95人が続いた。
 消防庁は、6月中旬以降、命に関わる危険な暑さが続いたとしている。実際、救急搬送された人のうち、初診時に入院が必要になる中等症以上と診断された人の割合は、前年同月に比べて増加している。中等症は6006人、重症は384人、死亡は26人だった。
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