大分建設新聞

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建築の魅力、高校生に 大分森林管理署建設を見学無料

行事・講習会・表彰大分地区
2025年07月23日
 九州地方整備局熊本営繕事務所は15・16日の両日、大分・鶴崎両工業高校を対象に現場見学会を開いた。
 見学会は、大分市長浜町3丁目で建設中の大分森林管理署庁舎(敷地1263平方㍍、W造2階建て延べ529平方㍍)で行われ、15日は大分工業高校建築科の1年生40人、16日は鶴崎工業高校建築科の2年生36人が参加。
 同事務所は、実際の工事現場の雰囲気を「見て・聞いて・触って、建物づくりの楽しさと魅力を体感してほしい」を目的に、発注者で同局営繕部整備課の光吉さくら技官、設計・施工監理者で㈲瀬口建築設計事務所の瀬口啓一社長、施工現場事務所の徳倉建設㈱(本社、愛知県名古屋市)山本尚宏所長がそれぞれの立場で魅力ある業務を説明し、その後、建設中の建物を見学した。
 生徒らは、建築材料のヒノキ材のCLT(直交集成板)や基礎コンクリートと土台の間にある基礎パッキンの役割など専門的な質問をしたり、熱中症対策を興味深く見学した。
 大分工業高校の井野本勇斗さんは「初めて現場を見て、今まで知らなかった建築知識を学び、進路を考える参考になった」と話していた。
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