大分建設新聞

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キウイフルーツを栽培 小田開発工業が農業参入無料

製品・技術・企業県南地区
2025年07月15日
 小田開発工業㈱(佐伯市海崎)の小田剛史社長は10日、県庁で、佐伯市にキウイフルーツ栽培に取り組む農業参入を佐藤樹一郎知事と佐伯市の冨髙国子市長に表明し、市と同社で参入協定を締結した。
 計画では、佐伯市堅田波越(なんご)地区で7月から36㌃の果樹園を整備。2026年1月からキウイフルーツの定植を開始し、10年後の35年には10㌶で売上高1億円を目指す。正社員2人とパート社員1人で開始し、10年後はパート社員を20人にする予定。また、空き家を活用した若者の就労体験施設も整備するとしている。
 小田社長は「雇用をつくる、建設発生土の活用、午前中が忙しい農業は働き方改革に伴う時短勤務ができる」など参入動機や意気込みを語った。
 佐藤知事は「農業の振興や地域振興に大きく貢献することに大変期待している。佐伯市と共に支援したい」と感謝の言葉を述べた。
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