県内最年少で資格取得 大分工業高の関谷さん〈2級建築大工〉無料
行事・講習会・表彰大分地区
2025年06月30日
大分工業高校建築科1年生(当時)の関谷早織さんは、社会人も挑戦する難関資格の「技能検定2級建築大工(大工工事作業)」で、2024年度の検定に見事合格した。高校1年生の合格は県内初の快挙で、県内最年少の合格者となった。
同検定では、19年から23年度までの過去5年度分の全国平均合格率が47%と決して高くない。大分県の過去5年度分による平均合格率は28%と全国平均より低い結果となっている。そのような中、24年度は県内から22人が挑戦。うち9人(合格率40・9%)が合格した。大分工業からは10人が挑み、同校は関谷さんを含む6人が合格して過去最高の結果となった。
中でも、1年生在籍時に2級を取得するためには、事前に3級の取得が必要で、入学式を終えて数日内に3級の受験を申請、夏の前期検定で3級を取得して、冬の後期検定で2級に合格しなければならない。
見事合格した関谷さんと3年生の安部諒雅さんに話を聞いた。関谷さんは豊後大野市から午前6時30分発、安部さんは宇佐市から午前5時58分発の電車に乗って毎日通学している努力家だ。関谷さんは「大工になりたい」という意志があり、安部さんは「就職率が高く、多くの資格が取得できる」ということで、大分工業高校へ進学。2人とも建築同好会に所属し、放課後、検定の勉強に励んだ。筆記では過去問を繰り返し、実技では設計図の作図と作図通りに木材加工をする練習をした。
2人を指導した大東一八教諭は、「外部講師として、ものづくりマイスターからの指導、かんなや刃物を使うので安全面での配慮も行った。これからも資格取得を目指して頑張ってほしい」と話していた。
同検定では、19年から23年度までの過去5年度分の全国平均合格率が47%と決して高くない。大分県の過去5年度分による平均合格率は28%と全国平均より低い結果となっている。そのような中、24年度は県内から22人が挑戦。うち9人(合格率40・9%)が合格した。大分工業からは10人が挑み、同校は関谷さんを含む6人が合格して過去最高の結果となった。
中でも、1年生在籍時に2級を取得するためには、事前に3級の取得が必要で、入学式を終えて数日内に3級の受験を申請、夏の前期検定で3級を取得して、冬の後期検定で2級に合格しなければならない。
見事合格した関谷さんと3年生の安部諒雅さんに話を聞いた。関谷さんは豊後大野市から午前6時30分発、安部さんは宇佐市から午前5時58分発の電車に乗って毎日通学している努力家だ。関谷さんは「大工になりたい」という意志があり、安部さんは「就職率が高く、多くの資格が取得できる」ということで、大分工業高校へ進学。2人とも建築同好会に所属し、放課後、検定の勉強に励んだ。筆記では過去問を繰り返し、実技では設計図の作図と作図通りに木材加工をする練習をした。
2人を指導した大東一八教諭は、「外部講師として、ものづくりマイスターからの指導、かんなや刃物を使うので安全面での配慮も行った。これからも資格取得を目指して頑張ってほしい」と話していた。