大分建設新聞

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コミュニケーションを高めよう 大分支部が講習会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2025年06月18日
 大建協大分支部は先に、支部会員企業の新入社員と入社3年目までの若手社員を対象に、今回で5回目となる「イメージアップ講習会」を県教育会館で開いた。 講習会には、新入社員28人のほか、県土木、教育機関、企業関係者を含め約70人が参加。藤田三吉支部長が「技術を継承し、有意義に楽しく仕事をするにはコミュニケーション力が大事だ。先輩同僚、協力会社の人たちとコミュニケーションが取れて初めて仕事を覚え、地域や社会に貢献している実感が掴める」と若手社員を激励。
 来賓で、県土木建築部の成瀬哲哉審議監が「人材確保と育成、定着させることが重要で、新4K(給料・休暇・希望・カッコイイ)の実現に向けて、魅力ある産業に」と話した。
 講習会は、イメージアップコンサルタントの田中アイさんが、学生と社会人との違い、身だしなみ、印象・表情や笑顔、報告・連絡・相談の大切さ、伝わりやすくなる話し方など講義し、若手社員らにコミュニケーションの実例などを直接指導した。
 県教育庁高校教育課によると、県内建設業で建設関係高校の内定率就職率は99・7%。県内就職率は7割を超えており、福岡に次いで2位の実績。また、専門関係での就職率は81・8%と非常に高い傾向にある。
 同課の小野和正課長は「県内企業の魅力を肌で感じる現場見学会などインターンシップ、また、DX、ドローンによる先端技術を外部機関との連携により、高い専門性が育まれている」と見ている。
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