大分建設新聞

ニュース記事

法令以上の安全確認を 高山組が安全大会無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2025年06月16日
 竹田市の㈱高山組(高山茂明社長)は先に、市総合文化ホールで2025年度安全大会を開いた。社員や協力会社など約100人が出席し、安全の大切さを確認すると共に、1年を全社員が無事故無災害で終えられることを誓った。
 高山社長は、6月から熱中症対策が法令として義務化されたことに触れ、特にリスクの高い人に対して会社として万全な体制を取ると強調し、「作業前のWGBT測定の徹底、クールダウンタイムの導入、空調服・冷却グッズなどの支給拡充、声掛けを中心とした現場内での相互確認体制の強化―これらを柱に、法令を上回るレベルでの安全確認に取り組んでいく」とあいさつ。
 工事管理部の堀徳広部長が▽1日の作業を無事に終え、無事に帰宅させること▽建設業の担い手の確保と育成に努める―の安全衛生方針を述べた。
 また、講話では、豊後大野労働基準監督署監督・安衛課の後藤大河さんが化学物質対策と熱中症対策について話したほか、竹田市保険健康課の堀田貴子さんと理学療法士の甲斐雅史さんから健康自己管理について学んだ。
 最後に、吉良健工事部長が「安全意識を日々の業務に反映させ、一人一人が安全リーダーとして行動することで事故のない職場環境を築いていこう」と安全宣言した。
 受賞者は次の通り。
 ◇優良協力会社
▽㈱田邉興業(田邉広大社長)。
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