大分建設新聞

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堤防決壊時の対策を検討 大分河川国道無料

行事・講習会・表彰県内全域
2025年06月05日
 大分河川国道事務所は5月30日、大分川と大野川で堤防が決壊したという想定の緊急対策シミュレーションを所内で行った。2010年度から毎年行っており、今回初めて報道機関に公開された。
 参加したのは、同事務所職員のほか、防災エキスパート、災害協定業者の34人。賀来川(大分川の合流地点から0・6㌔地点)と乙津川(河口から5・4㌔地点)のいずれも左岸側が浸食・洗堀され100㍍決壊したとの想定で、大分川水系賀来川と大野川水系乙津川の2班に分かれ、堤防決壊箇所の復旧工法と運搬ルート(2ルート)を検討し課題や問題点を抽出した。
 各班は、現場の航空写真や平面図を見ながら、決壊欠け口工に使用する根固めブロック重量決定や道路規制、バックホウなどの持ち込み機械の選定、作業ヤードの造成など仮設計画を策定した復旧断面図を作成した。
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