大分建設新聞

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汚泥リサイクル肥料寄付 HOKOが大分市へ無料

社会貢献・人材育成大分地区
2025年05月22日
 産業廃棄物の収集運搬業、中間処理事業を行っているHOKO㈱(大分市津守)は20日、大分市へ自社製造の汚泥リサイクル肥料「光(ひかり)」500袋を寄付した。同社の寄付は今年で21回目。
 寄付受け入れ式では、同社の光長浩社長が山口大輔環境部長へ、ペレット状の汚泥リサイクル肥料約500㌘入り500袋と水菜や小松菜など5種類の野菜の種500袋の目録を手渡した。
 これを受けて山口環境部長が「地球温暖化対策でもある再生リサイクル事業に積極的に取り組まれ、毎年の寄付にも感謝している。市民のリサイクル意識の普及啓発活動に役立てたい」とお礼を述べた。
 同社の汚泥リサイクル肥料は、市内小中学校の給食製造工程で出る食料の残りや酒粕、公共下水道の汚泥などを原料とし、乾燥や粉砕、発酵などの工程を経て製造している。寄付された肥料は、6月7日に大分市ガレリア竹町ドーム広場で開かれる「大分市環境展」イベントの来場者先着500人に無料で配布される。
 光長社長は「配布を通じてリサイクル肥料に触れ、地球環境や循環型社会のリサイクルについて考えるきっかけに」と話した。
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